【ワシントン聯合ニュース】米国防総省が、諜報組織をこれまでの「戦争対応」から「情報収集」中心へと改編を推進していることが23日、分かった。
 同省国防情報局(DIA)などから数百人の作戦要員を出し、米中央情報局(CIA)要員とともに、主にアジアとアフリカ地域の情報収集に投入する方針だ。
 特にアジアで情報活動を大幅強化する計画のようだ。北朝鮮による長距離弾道ミサイルの脅威や中国の軍事力増強など、米国にとってアジアは安保脅威の主要地域になろうとしている。
 こうした組織改編は、米国家情報局(DNI)が昨年の内部報告書で、情報機関間の協力不足を指摘したことがきっかけとなった。パネッタ国防長官も改編を承認したもようだ。

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