キム・ヨンミン の最新ニュースまとめ
韓国でことし初めにtvNドラマ「愛の不時着」で成功した俳優キム・ヨンミンが、JTBCドラマ「夫婦の世界」にも出演。俳優パク・ヘジュンが演じる主人公イ・テオの同級生で隣の家に住み、女優パク・ソニョン演じるコ・イェリムの夫で会計士のソン・ジェヒョクを熱演し好評を得た。
多くの俳優は、劇中の役名で呼ばれることを意味あることだと考える。それだけ視聴者に印象深い演技やキャラクターとして残せたという意味で、劇中の役名で記憶されることを望む。「夫婦の世界」最終回が28.4%(ニールセンコリア全国有料放送世帯基準)の自己最高資料率を更新するなどシンドロームとなっただけに、キム・ヨンミンも視聴者にソン・ジェヒョクというキャラクターが強烈に刻まれた。
ソン・ジェヒョクは序盤、純粋な妻イェリムをよそに罪悪感もなく浮気を繰り返す夫として登場する。すっとぼけて図々しいジェヒョクは、妻から離婚しようと言われてから後悔と反省をして、その時になって妻への愛に気づく人物。ジェヒョクの変化に視聴者は、イェリムと復縁するのか気になったが、二人の傷は取り戻すことはできなかった。
Q.「夫婦の世界」が総合編成チャンネルで最高視聴率を記録するなど、多くの人に愛されましたね。
実際、視聴率を期待して始めた部分はあったんです。モPDとキム・ヒエ先輩が出会っただけでも成果があると思ったが、期待以上の結果が出て、やりがいにも満ちて本当に感謝しています。実はちょっと怖かったんですよ(笑)。何より視聴者の方に感謝の気持ちが大きいです。
Q.何が怖かったんですか?
前作「愛の不時着」がヒットして、明るいドラマから一転して「夫婦の世界」では違う感じのドラマにも関わらず、続けてうまくいったからです。突然うまくいくので、次の作品に対するプレッシャーが大きくなって、欲も深くなります。今後するべき作品やキャラクターをきちんと準備して、しっかりやっていけばいいんですが、2つの作品がうまくいっても、これから過程より結果だけを考えて慢心してしまうのではないかと思ったんです。自ら「肩の荷を重くせず、お前がやるべきことをちゃんと考えろ」と自分自身に言い聞かせているんです。
Q.「愛の不時着」、「夫婦の世界」と大ヒット続きですが、ヒットする作品を見抜く目があるんですか。
「夫婦の世界」がうまくいっている時に、韓国で私のように運のいい俳優がいるのだろうかと思いました。全ての作品がヒットしたらいいんですが、それは思い通りにいかないじゃないですか。毎回最善を尽くすけど、結果は私の手から離れていると思っています。そういう点において、こうして出演する作品ごとにうまくいったのは、本当に大きな運以外に考えられませんでした。ここで話した“運”というのは、いいチームに出会ったという意味です。
Q.「夫婦の世界」と「愛の不時着」の撮影が重なったりもしたんですか。
「愛の不時着」が終わるころに「夫婦の世界」の撮影になりそうだったので出演を決めたんですが、クィッテギが韓国に来て「愛の不時着」の分量が多くなったんです。私はクィッテギが恩返しして死ぬと思っていたんですが、韓国に来ることで撮影が重なってしまいました。「愛の不時着」と違って「夫婦の世界」は演技力で引っ張る部分があり、台本を一回でも多く読んでいました。個人的に努力して、共演者との呼吸もよく、撮影が重なったけどやり遂げることができました。
Q.視聴率が高かった時はどんな気分ですか。
こんなにまでヒットすると実感がわきません。周りから「『トッケビ』を超えたって、『SKYキャッスル』を超えたって」と言われて、グッときました。俳優人生に二度とこのようなことはないと思っています。視聴者とコミュニケーションができたというのがうれしいですね。
Q.2001年映画「受取人不明」でデビューして20年目に突入しますが、特別な一年になりそうですね。
うまくいこうとやってもそうはいかず、連続ホームランを打つようになったが、こうなるとは誰も思っていませんでした。多くの方が第一の全盛期じゃないかと言ってくださるんですが、すごくありがたいことだと思っています。私がうまくいって一番喜んでいるのは家族です。何回もの失敗の連続で、つらいのを見守ってくれていたから。私はやっと始まるという感じです。道で会った方の温かいあいさつも経験し、やっとスタートするという感じがして、もっと良いものをやっていくために、再び始めなきゃという感じです。一方では不安や焦りが混じっています。自分に鞭を打ち続けるようになりました。より長く見つめようという気持ちで、軸を持っていくのが宿題だと思います。
Q.原作のイギリスBBCの大ヒットドラマ「女医フォスター 夫の情事、私の決断」を見てから臨んだのですか。
台本をもらった時に原作を見ました。台本と照らし合わせながら見ていましたね。原作はタイトルからそうなんですが、主人公にフォーカスされているんですが、「夫婦の世界」では“夫婦”にフォーカスされているんです。また病院で話せる女性の社会的一だとか、女性問題として拡大させてもいます。そういう話も含めてこうして話題になったのではないかと思います。
Q.最初、ソン・ジェヒョクをどう思いましたか。
悪い奴だと思いました(笑)。ひどいことを言われてもお構いなし…インタビューするたびに女性記者の方は本当に共感なさっていました(笑)。妻のコ・イェリムや、チ・ソヌを始めとした周りの人々を傷つけ、また専門職の位置にある人物なのに、一時的な欲求から増幅させようとする点、また偽善的に容認できない姿まで含まれていると思いました。他のドラマではなかなかないセリフがあったんですが、ジェヒョクがイェリムに「暇なら犬でも飼いな」と言うシーンがあるんです。子どもがほしいという妻に言うことではないじゃないですか。このセリフはジェヒョクという人物を本当によく表現していると思いました。
Q.序盤は女性遍歴がひどいキャラクターで共感が難しかったと思いますが…。
もちろん全ての悪役の時はそうです。殺人犯の役では殺人に共感して演じるのではないので。ソン・ジェヒョクは彼が持つ悪い姿をまず引き出すことにしました。友人との関係、数々の女遊び、そういったものは実際にも我々がどこかで聞いた話でもあります。そういう点において現実的な部分が多いと思い、台本によく書かれていると思いました。
Q.ソン・ジェヒョクは序盤と2年後、そして後半の姿において大きな変化があった人物ですが、そういった変化を演じる点において難しかったところはありませんでしたか。
私も心配した部分の一つです。序盤の話が終わり、2年後の姿が出てくるんですが、2年間どのように過ごしたのかその過程が見えませんでした。考えてみたらソン・ジェヒョクのような人物がむしろ簡単に変われると思います。考えの多い人物ではなく、何かのきっかけがあるほどそれに従って変われる人だと思いました。演じながら合っているのかなと思ったり、表現は難しくなったりしたけど、果たしてソン・ジェヒョクが変化してコ・イェリムと復縁まで可能なのかと言われるようにまでなり、ありがたく思っています。
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