先週放送された「午前0時の森」の中で発表になった2023年4月スタートとなる日テレ系・新日曜ドラマ「だが、情熱はある」。オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生を描く、実話に基づいた感動の人間ドラマ。
そんな本ドラマの主役となるキャストが、今朝発表となった。
オードリー・若林正恭役は髙橋海人(King&Prince)、南海キャンディーズ・山里亮太役は森本慎太郎(SixTONES)が演じる。
なお、若林と山里の二人は、二人の半生がドラマ化されることは知っていたものの、誰が演じるかは全く知らなかった。山里がゲスト出演していた「午前0時の森」の収録直後のスタジオに、髙橋と森本がサプライズで登場。「若林正恭役を演じます髙橋海人と申します。」、「山里さんを演じさせてもらいます森本慎太郎と申します。」という突然の発表&挨拶で、番組出演していた若林と山里はただただ驚き笑うしかない状況に。
山里は、「ぽっちゃりのおかっぱが来るかと思っていた」。
若林は、「自分より3歳くらい年下の個性派俳優さんが演じると思っていたので、まさかジャニーズのお二人に演じてもらえるとは・・・」とかなり驚愕した様子。「俺たちの人生じゃなくて、(髙橋海人と森本慎太郎の)2人の人生をやりなよ」と笑いを誘った。
若林と山里はそれぞれ10代の頃からお笑い芸人を目指すも、なかなか日の目を見ず不遇の時代を過ごす。しかし努力の末、「M-1」準優勝となりブレイク。オードリー、南海キャンディーズは誰もが知る人気お笑いコンビとなるのだが、若林、山里、ふたりともに売れたことによる周囲の変化や「仕事」への疑問、ネガティブな思い。「相方の方ばかり売れていく」「じゃない方」といった嫉妬や妬み。そんな負の感情の中でもがいていた。そんな折、ふたりは出会うことになる。そしてお互いを知るうちに「負の感情を笑いにしよう」と、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成。活動を始めた。2021年5月31日の無観客配信ライブをもってその活動も幕を閉じたが、5万5千人超えの観客を集めお笑いライブの生配信としては歴代の最高記録を打ち立てた。その他、若林と山里を取り巻く魅力的な家族や仲間も続々と登場する。気になるそれぞれの相方役などは、追って発表となる。実話に基づいて描かれる、人生の応援歌ドラマ、「だが、情熱はある」は4月スタート予定。
■若林正恭(オードリー)の人生
なぜ失恋を6年も引きずってしまうのかわからない。
なぜ飲み会がこんなにも苦痛なのかわからない。
なぜ異性に話しかけられないのかわからない。
なぜこんなにも毎⽇頭が痛くなるのかわからない。
なぜ誰かに⾔われた何気ない⼀⾔に、
何⽇も苦しみ続けなければいけないのかわからない。
テレビスタジオで⾯⽩くもないのに、作り笑いをしている⾃分の存在がわからない。
自分探しなんてダサい。わかってる。だけど、自分を探して見つけないと、
この社会を生き抜くことができないのだ。そんな男がはじめた自分探し。
ネガティブは、燃料にできるのだ!
■山里亮太(南海キャンディーズ)の人生
「⼈と関わる上で、⼀番簡単なやり⽅は、⼈と関わらないことだ」。
子供の頃から「何者かになりたい」と夢⾒ていた。
お笑い芸⼈を⽬指すも、本当は⾃信もなければ実⼒もない。
⾃分に都合良い「⾃信」を貼り付けて、
「ハリボテの⾃信」と「偽りの天才」を作り上げていく。
しかし次々と逃げていくコンビ相⼿。ライバルたちへの劣等感。
注⽬を浴びるのは相⽅のしずちゃんだけ。悔しくてひどいことを沢⼭した。
しずちゃんへの映画「フラガール」の出演依頼を握り潰そうと画策した。
気がつくと仕事場とは逆⽅⾯の電⾞に乗っていた。
気がつくと⾷べた記憶は全くないのに、デリバリーピザの空き箱が⽬の前にある。
そんな夜が度々あった。
自分は天才になれない。そう悟った日から、地獄のような努力が始まった。
悔しさは燃料にできるのだ!
全ての「負」を燃料に!嫉妬やネタみ、⾃意識過剰にネガティブ沼。
湧き上がる負の感情、それを燃料に、必死にもがいて爆⾛する!
そしてある⽇、ふたりは出会う。
「⼈⾒知り」と「陰湿」が出会った時、さらなる⼈間ドラマが開幕する!
ふたりは漫才コンビ「たりないふたり」を結成。
自分の「負」に向き合い、自分の「足りなさ」を「お笑い」に昇華していく。
そして結成12年。解散の時を迎える。
コロナウィルスが世界を蝕む中、運命の「解散無観客ライブ」の⽇がやってくる。
そこでふたりが見た景色とは・・・!?
気軽に見れて、笑えて、でも泣けて…いろいろな感情が湧き上がってくる
エモーショナルな新日曜ドラマ「だが、情熱はある」。
2023年4月のスタートに、どうぞご期待ください。
【ストーリー】
2021年5月31日。世にコロナウイルスがまん延する中、若林正恭(髙橋海人)と山里亮太(森本慎太郎)は、無観客配信ライブのステージに立とうとしていた。それぞれ『オードリー』『南海キャンディーズ』として活動しながらも、コンプレックスを抱える者同士で新しいネタを見せようと結成した漫才コンビ『たりないふたり』。今日はその解散ライブだ。
2人が居酒屋で初めて顔を合わせたのは、それより12年も前のことだ。入店して10分以上たつのに、お互いメニューを見たまま何も話さない。というか話せない。このとき若林は思っていた…「初めての会話は慎重にいかないと」。そんなふうに自意識過剰で人見知りな性格になってしまったのは、5歳の頃、ある人物から掛けられた『呪いの言葉』のせいだ。一方、山里は思っていた…「そっちが話し始めるまで口開かねえからな」。山里が勝手に被害妄想を膨らませて攻撃的になってしまうのは、小学生の頃から母が唱え続けている『呪文』のせいだ。2人とも幼い頃に確立されたそのねじ曲がった性格故に、人と関わることが極端に苦手…。そんな2人が、そもそもどうしてお笑い芸人になったのか…。それは、お互い高校時代に経験した、ある事件がきっかけだった――。
自分が何者か分からない、でも何者かになりたい…。極度に人見知りな超ネガティブ男と、被害妄想と嫉妬に狂う男が、いばらの道をもがき苦しみながら突き進む!道に迷う全ての人に送る、青春サバイバルストーリーが幕を開ける!!
<髙橋海人(King&Prince) コメント>
今回のドラマには、若林さんと山里さんの2人がどんな青春を送ったのかが、たくさん詰まっています。僕は若林さんを演じさせて頂くのですが、今回作品に出演させて頂くにあたって若林さんへの印象が、ガラっと変わりました。
今までは頼りがいのあるMCのイメージでしたが、過去の話を知ってからは、色々な面で自意識過剰で、色々なことを気にして八方ふさがりになってしまうことが多い方なんだと。実は自分も意外と似たような面があったのでとても共感できました。自分も気にして考え込んで周りの人に心配されることがよくあります。若林さんのエッセイを読んで共感できるところに折り目をつけていたのですが、半分以上に折り目がついてしまいました(笑)
その共感できる部分を生かして頑張りたいと思います。若林さんと山里さんのすごく長くて情熱的な青春を、みなさんと一緒に“追体験”していけたらと思います。
丁寧に頑張りたいと思います。
<森本慎太郎(SixTONES)コメント>
僕が演じる山里さんと言えば、「スッキリ」の天の声さんですよね。朝のお茶の間に、笑いと1日の活力を届けているイメージがあったのですが、ふたを開けて山里さんのことを、色々調べていくと、僕はまったく共感ができませんでした(笑)
山里さんが若い頃に書いたノートがあって、それに悪口や自分のされてきたことを記録しているのですが、嫉妬だったり色々な負の感情が一冊にきゅっと詰まっています。
でも今の山里さんがあるのは、過去の山里さんがあってこそで、より山里さんを好きになれる一歩だと思うとすごく楽しみです。
今、テレビの世界で見る山里さんと若林さんはすごくキラキラしていて、成功者のイメージがすごく強いけど、その裏ではいろんな経験をされていて、知れば知るほど出てくる魅力がたくさんあると思います。何よりおふたりってちょっとネガティブですが、根本にあるお笑いに対しての好きな気持ちだったり、芯っていうものがしっかり通っていて、その根源にあるものを映像を通してお伝えできたらと思います。
ぜひ、このドラマを通してそこを見て頂けたらと思います。
<日本テレビ プロデューサー 河野英裕 コメント>
髙橋海人さんと森本慎太郎さん。最高なふたりです。最高な俳優です。
そんなふたりがオードリー若林さん、南海キャンディーズ山里さんという最高の芸人を演じる。こんな最高な出来事が実現しました。
この物語は、みじめでも情けなくても、負けてばかりかもしれないけれど、だが情熱はある、と自分なりのやり方で前に進んでいく青春ドラマです。
髙橋さんのやり方で、森本さんが思うように。
ふたりが自由に演じてくれれば最高なドラマが出来上がると思っています。
◆新日曜ドラマ「だが、情熱はある」
2023年4月スタート! 毎週日曜よる10時30分 放送
(C)NTV
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