現代社会の “病み” を掘り下げた、刺さる歌詞が話題のシンガーソングライター、うぴ子。
そのうぴ子が、2月22日に2023年1発目のデジタルシングル「52ヘルツの唄」をリリースした。
今作は2021年本屋大賞受賞の小説「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ:著)にうぴ子自身が強烈にインスパイアされて出来た楽曲で、虐待児童、家庭内DV、トランスジェンダーといった社会問題の当事者である登場人物たちの心境を歌っている。
うぴ子曰く「読み終わる前に既にメロディーが浮かんでいた」というほど作品から受けた衝撃は大きく、読後すぐに制作した楽曲のデモをSNSのDMを通して直接著者の町田そのこ氏に送り、絶賛されたとのこと。
“52ヘルツの鯨”とは、その52ヘルツという特殊な周波数の鳴き声ゆえに、群れの仲間にその存在を気付いてもらえない世界でもっとも孤独な鯨といわれる謎の個体で、小説の登場人物たちもまた、それぞれ過酷な家庭環境で育ちながら周囲に届かない52ヘルツの声を発していた。
これまでSNSでの誹謗中傷、若者の自殺願望や人種差別問題といった社会問題に切り込む楽曲を発表してきたシンガーソングライターうぴ子渾身の一曲ともいえる作品となった。
今回の楽曲について、うぴ子は、
「現代社会の荒波の中でも周囲には気付かれない “52ヘルツの声” で助けを呼ぶ人達は沢山います。私はシンガーとして、彼等の声に耳を傾け、その声を代わりに世間に向けて届けたい。」
と、歌詞に込められた思いを語った。
この楽曲を初披露した1月21日開催のワンマンライブ以後、オフ期間に入っていたうぴ子。
今回の新曲リリースを皮切りに、3月26日は東京の錦糸公園にて開催される恒例の「すみだライブフェス2023春 ~ダメ。ゼッタイ。~」へ大トリで出演。
4月は東京、大阪での初のディナーショー、7月には東京、大阪、名古屋でのクラブクアトロツアー開催と精力的な活動が組まれている。
■リリース インフォメーション:
うぴ子
「52ヘルツの唄」
▽配信リンク:
https://upiko2.lnk.to/52Hz
■ライブ スケジュール:
すみだfes
3/26(日) 大トリ出演
UPIKO Premium Dinner Show
4/2(日) 京橋ベロニカ
4/29(土) 銀座Zero
CLUB QUATTRO TOUR2023
7/1(土)UMEDA QUATTRO
7/2(日)NAGOYA QUATTRO
7/30(日)SHIBUYA QUATTRO
■うぴ子 公式WEB:
https://lit.link/upiko
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