ブルガリジャパン株式会社が、今もっとも輝く⼥性たちとその取組みを讃え⽀援する「BVLGARI AVRORA AWARDS 2023(ブルガリ アウローラ アワード2023)」(※1)の受賞者発表、そして国際⼥性デー(※2)である3⽉8⽇に先駆け、2023年3⽉6⽇(⽉)に、「BVLGARI AVRORA AWARDS 2023」国際⼥性デー発表記者会⾒を開催した。

イタリアでは国際⼥性デーを、「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=⼥性の⽇)」とし、男性が⽇頃の感謝を込めて、⺟親やパートナー、会社の同僚の⼥性たちにミモザを贈る⽇として広く知られていることから、「ミモザの⽇」とも呼ばれている。愛と幸福を呼ぶと⾔われるミモザを贈られた⼥性たちは、そのミモザを誇らしげに胸や髪に飾る。ブルガリは、そのような⽂化が豊かに根付くイタリアを発祥とする歴史あるブランドとして、国際⼥性デーに因み、ブルガリが2016年より始めた⽂化活動「BVLGARI AVRORA AWARDS」の発表をしている。

会見には、このアワードの2022年度受賞者である⼩⾕真⽣⼦(経済キャスター、国際連合世界⾷糧計画 WFP協会理事)、ブルガリアンバサダーである森星(モデル、「tefutefu,Inc.」クリエイティブディレクター)と⼭下智久(俳優、アーティスト)がゲストとして出席し、輝く⼥性、⼥性の活躍についてなど、国際⼥性デーに因んだトークディスカッションを実施した。

ブルガリのイヤリング、ネックレス、右⼿に指輪、左⼿には時計を⾝にまとい、真っ⽩なパンツスーツで登場した⼩⾕は、昨年の受賞について「驚き、⾝が引き締まる思いです。私の年齢でこのような賞を頂いたことがきっか『BVLGARI AVRORA AWARDS 2023』国際⼥性デー発表記者会⾒けで、今後の⼈⽣の明確な⽬標を設定することができました。賞をいただいてから、⾮常に元気な⽇々を送っています」と本アワードへの感謝を述べた。また、同じく昨年度の受賞者であり、モデル業だけでなくクリエイティブディレクターとしても活躍しつづける森は、「まず、このアワードには2016年から毎年参加させていただいて、たくさんのInspiring Womenのお話を聞くことができ、それが今の⾃分に繋がっているとつくづく思っています。“いつか私も、(本アワードの受賞者のような)希望や夢を与えられる⼥性になりたい”という想いで、⾃分を⾼めるべくモデルやその他のお仕事に向き合っています」と、⾃⾝の視点でコメントした。そして昨年度のアワードに、ブルガリアンバサダー、そしてアーティストとして参加された⼭下は「実際に会場でInspiring Womenの⽅々にお会いしましたが、とてもエネルギッシュで輝いている印象を受けました。バックステージで直接お会いした際にも、とても華やかでかっこいいなと思いました」と、受賞者の姿を⾒て感銘を受けた様⼦だった。

さらに、ゲストの方にとっての「Inspiring Women(創造⼒と知性そして才能に満ち溢れ、多くの⼈々にインスピレーションを与える⼥性)」が誰かを聞いたところ、「社会で⼤変活躍された⼥性として、UNHCRの緒⽅貞⼦さん。専業主婦で家族を⽀え、芯の強い⼥性として⺟。また、⾃⾝の⼆⼈の叔⺟。舞台俳優をしていた⽅の叔⺟は⾮常に忙しい⽅でしたが、お会いする時はいつも綺麗で、⽴ち居振る舞いが素晴らしい⼈でした」(⼩⾕)、「⺟は⼤きい存在ですね。無償の愛、リターンを求めない愛情の注ぎ⽅は、⺟の持つ⼤きな温かい⼒だと思います。いつか⾃分も持てたら良いなと思います。それと同時に、“芯がありながら、⼥性らしいしなやかさも持っている⼥性”に引き込まれますね。両極端の美しさをかけ持った⽅が、私のInspiring Womenです」(森)と教えてくれた。また⼭下は、⾝近な⽅を挙げてくれた。「やっぱり⺟親です。⾊々と愛情を注いでいただいたので、感謝したいです」そして続けて、近年の⼥性活躍、ジェンダーイクオーリティーの状況をどのように感じているのかMCから聞くと、⼩⾕は⾔葉を選びながら、「⽇本と世界は、乖離してきています。⽇本⼥性というのは、どこか“ガラスの壁”を⾃分⾃⾝に作って、こうでなければならない。と考えてしまいます。ジェンダーを語るときには、⽇本の⼥性がその考えを解き放たないと、その先の景⾊が⾒えてこないと思います」とコメントすると、森は⾃⾝が感じていることを踏まえ、「祖⺟や⺟の時代の話を聞いていると、(現在は)ものすごく選択肢が増えた時代になったのではないかと感じます。ただ、選択肢が増えてきたからこそ“難しい”と思う瞬間もあります。⾃分は何を選択して、何を両⽴して、どの⽬標に向かっていきたいか。1⼈の⼈間として、整理しながら⽣きていかなければならないと思っています。悔しくて、何かのせいにしたりすることもありますが、⾃分の中で課題と向き合って、⼀つ⼀つ解決しながら、みんなと共有したり、ディベートした先に、調和があるのではないかと思います」と、時折、素敵な笑みを浮かべながらコメントした。また⼆⼈の話しを受けて⼭下は、「ジェンダーイクオーリティーの状況について知らない、という⽅が多くいると思っています。⾃らどんどん知識を吸収していくことが重要だと思っており、⾃分⾃⾝も、⽇本だけではなく世界のカルチャーに触れて⾃分の価値観を広げていきたいと思います」と受け⾝にならない姿勢の必要性について、真剣な眼差しで述べた。

話は変わり、明⽇3⽉8⽇は国際⼥性デー。3⽉8⽇、イタリアではミモザを贈る⽇と知られているが、⼭下の誕⽣⽇である4⽉9⽇の誕⽣花もミモザで花⾔葉は、友情と秘密の恋。とMCが伝えると、「(その花⾔葉は、昨⽇、知りました(笑)。秘密、というわけではないですが、映画の撮影が先⽇終わり、この作品で恋をさせていただいています。僕は盲⽬の漫画家で、僕が恋するヒロインの⽿は不⾃由という役柄です。⾒えなくても、聴こえなくても、どうやって愛を育んでいくか。毎⽇想像しながら演じて、とても勉強になりました」と教えてくれた。

また森さんの誕⽣⽇は、4⽉22⽇。誕⽣花はアスターで、花⾔葉は多様性と変化でした。「20代から30代になって、グラデーションのように変化を感じています。⽬に⾒えない⼼の変化ですが、少しずつ⽬的が⾒つかったり、⾃信がついたり。今後も“⽬には⾒えない⼼の変化を、常に感じ取れる時間”を作っていきたいと思っています」と、昨年に30歳を迎えた森は、⾃分⾃⾝に向き合いながら前へ進んでいくとコメントした。

最後に、⼩⾕の誕⽣⽇は本イベントの3⽇前にあたる3⽉4⽇。誕⽣花であるアザレアのジョイフル(喜び)という花⾔葉に、「⾃分に対する愛情を満タンにすることは、⽇頃から気を付けています。ジュエリーを⾝に着けて、そこから気をいただいている。それによって⾃分⾃⾝が幸せになり、また他の⼈にも分け与えることが出来ます。このことを、とても喜びに感じます」と素敵な感想で本イベントを締めくくった。

※1)「ブルガリ アウローラ アワード」の活動内容について
「ブルガリ アウローラ アワード」は、創造性と知性と才能に溢れた今もっとも輝く⼥性たちとその取組みを賞賛し⽀援するアワードです。ブルガリは、ローマ神話「アウローラ(曙の⼥神)」-知性の光、創造性の光が到来するシンボルにちなんで名付けられ、希望に満ちた夜明けを照らす光のごとく、「アウローラ」の輝きですべての⼥性が内⾯に秘めている宝⽯を美しく輝かせたいと願います。⽂化、芸能、芸術、政治、経済、医学、社会貢献、スポーツ等、様々な分野から⽐類なき才能と 創造性に輝く10名の⼥性を選出し、それぞれの分野で輝かしい功績を築かれた10名の推薦者とともに彼⼥たちのストーリーを紹介し賛辞を贈る⼀夜限りの「ブルガリ アウローラ アワード」授賞セレモニーを開催しています。

※2)国際⼥性デーとは
国際⼥性デー(3⽉8⽇)は、国連により1975年に定められました。⼥性たちが、平和と安全、開発における役割の拡⼤、組織やコミュニティーにおける地位向上などによって、どこまでその可能性を広げてきたかを確認すると同時に今後のさらなる前進に向けて話し合う機会として設けた記念⽇です。