国指定の難病のため2018年から芸能活動を休止中の俳優の坂口憲二が、4月期のフジテレビドラマ「風間公親―教場0―」に出演することを、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)などが報じた。
坂口は12年に右股関節に痛みを感じ始め、15年春に国指定の難病「特発性大腿骨頭壊死症」と診断され手術を受けた。その後、仕事をセーブしていたが、18年3月末に活動休止を発表。所属事務所も退社した。同年に自身のコーヒー店を開き、焙煎士として活動。昨年秋にはアパレルブランドのウェブCMに出演し活動再開を期待する声もあがっていた。
同誌によると、撮影が行われていたのは木村拓哉演じる主人公と2人きりのシーンだったというから、物語のカギを握るシーンになりそうだ。木村とは04年の同局ドラマ「プライド」で共演しており旧知の仲。また、今作には以前から仲の良いスタッフも多数いることで出演を決めたとみられるという。
ドラマへの出演は14年4月期のフジテレビ系連続ドラマ「続・最後から二番目の恋」以来の出演となる。
「坂口の代表作といえば、フジ系の医療ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズ。寡黙でコツコツ仕事に取り組む役がハマリ役となったが、『教場』はシリアスなドラマだと思われるので、坂口の醸し出す雰囲気がハマるのでは。9年のブランクを経てどう演技が変わっているのかが注目される」(芸能記者)
プライベートでは2014年3月、前年夏頃から交際をしていた京都出身で30代前半の一般女性と結婚し2人の子どもに恵まれた。
一部スポーツ紙によると、現在も右股関節に痛みがあるそうで、現時点で決まっているのは今回のドラマ出演のみ。完全復帰ではないというだけに〝リハビリ〟的な位置付けでそこまで出番が多いわけではなさそうで、その演技が見逃せない。
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