元SMAPの草彅剛がしっかり結果を残した。ドラマ「罠の戦争」(フジテレビ系)に主演し、1月期のフジのドラマの中では1位の視聴率を獲得し、シリーズ4作目への期待も高い。
「罠の戦争」は草彅が主演した連続ドラマ「銭の戦争」(2015年)、「嘘(うそ)の戦争」(17年)に続く「戦争」シリーズ3作目。草彅が演じるのは20年間尽くしてきた政治家に裏切られた議員秘書・鷲津亨。権力を振りかざす不条理な政治家たちに壮絶な復讐をするリベンジ・エンターテインメントだ。
民放ドラマ6年ぶりの主演とあって注目されていたが、ある芸能関係者は「ストーリーもそうですが、草彅の見せた迫力ある演技は、様々な方面から喝さいの声が上がりました。演技力は定評があり、数々の賞を受賞している草彅ですから、当然の結果ですが、さすがの声は根強かったですね」。さらに、「日本の政治の中枢である永田町でも注目は高かったようで、毎回、放送の翌日にはちょっとした話題になっていたそうです」と同関係者。
今回のドラマを制作したのはフジテレビ系列のカンテレだ。ある制作会社関係者は「カンテレは何度も草彅が続けてきたこの『戦争シリーズ』の企画を立ち上げたが、なかなか実現しなかった。このドラマの実現にはかなり苦労もしたでしょうが、1月期のフジ系列のドラマの中では1番です。続編もあるのではというドラマの終わり方をしたので、続編を希望する声や、『戦争シリーズ』4作目も作って欲しいとの声は強いです」。
SMAP解散後は民放ドラマになかなか出れなかった草彅だが、数字が取れると見込めれば、流れも変わるかもしれない。
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