2021年にはアニメ化50周年を迎え、今年もコラボ作品が公開されるなど、ますます活躍する世紀の大泥棒『ルパン三世』!金曜ロードショーでは「2週連続!ルパン三世」をお送りする。

●ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)
ゴールデンウィーク直前の4月28日には『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』を放送。
ルパンの盗み出した『賢者の石』を求めて、立ちはだかったのは、自らを「神」と呼ぶマモー。1万年もの間、クローン技術を駆使して自分自身のクローンを作り続けてきたという…。そんな最恐の敵VSルパン三世!壮大なスケールでバトルが繰り広げられます。

公開当時、最先端のクローン技術や、宇宙SFの要素を盛り込み、映画ならではのダイナミックな表現で、ルパンの世界観を描きました。記念すべき劇場版1作目となる本作。原作に近いハードボイルドなルパンの活躍にも注目!

原作:モンキー・パンチ ©TMS

●ルパン三世 カリオストロの城
子どもの日の5月5日は、『ルパン三世 カリオストロの城』。
7月にはスタジオジブリから『君たちはどう生きるか』を公開する、宮崎駿監督。この作品は、そんな宮崎駿監督の「長編映画・初監督作品」でもあるんです!

ルパンと次元は、カジノから大金を盗み出すものの、全て偽札だったことに気づき、その出どころを辿るため、カリオストロ公国へと向かう。
その道すがら、謎の男たちに追われていた少女クラリスを救い出しますが、わずかな隙に奪われてしまいます。クラリスの残した山羊の指輪を手に、要塞のようなカリオストロの城へ潜入していく…!

疾走感あふれるカーチェイス、お宝を巡るサスペンス、ヒロイン・クラリスとのほのかなロマンス、ルパンと仲間たちのアクションシーン…ルパン三世の魅力が全て詰まった名作中の名作だ!

●『ルパン三世』の音楽にも注目!
この2作品の音楽を手掛けたのは、テレビシリーズ2作目から40年以上もの間、ルパン三世の音楽を作曲し続ける大野雄二さん。

『ルパンVS複製人間』のオープニングテーマは「ルパン三世’79」。当時もっとも新しい楽器だったアナログシンセサイザーを主旋律に使い、今では、ルパンと言えばコレ!というくらいお馴染みのバージョンに仕上がっている。

『カリオストロの城』のテーマ曲はどこか牧歌的な雰囲気の「炎のたからもの」。宮崎駿監督から「のどかに、のどかに」と言われて出来た曲だそうで、古城を舞台に戦うという、作品のテイストとマッチしている。また、大野さん曰く、「炎のたからもの」を歌うボビーさんはロック・シンガーだそうで、ソプラノ歌手を選ばなかったため、聴く人には、良い意味で不思議な感じに聴こえると言う。

音楽まで注目して見たい「2週連続!ルパン三世」。お楽しみに!

原作:モンキー・パンチ ©TMS

◆4月28日(金)よる9時00分~10時54分
『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』(1978)

◆5月5日(金)よる9時00分~11時04分 ※10分拡大
『ルパン三世 カリオストロの城』(1979) ノーカット

【今後の放送ラインナップ】
◆今夜9時『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』※初放送
◆4月14日よる9時『名探偵コナン 漆黒の追跡者』
◆4月21日よる9時『ボヘミアン・ラプソディ』
◆4月28日よる9時『ルパン三世 ルパンVS複製人間』
◆5月 5日よる9時『ルパン三世 カリオストロの城』※ノーカット