俳優の萩原利久と八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)が8日、都内にて開催されたW主演映画「劇場版 美しい彼~eternal~」(酒井麻衣監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

同ドラマはこれまで毎日放送でシーズン2まで放送されたドラマを映画化し、「流浪の月」で「本屋大賞2020」を受賞した凪良ゆうのBL小説が原作。

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ドラマ版では、無口なため、クラスの最底辺におり友達もいない高校生の平良一成(萩原)と、学校のカーストで頂点に君臨する圧倒的なカリスマで抜群の美形を誇る清居奏(八木)とが織り成す恋愛感情が描かれた。

劇場版では、大学卒業を控え、人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良と、俳優としての活躍の場を拡げる清居の“その後”の物語が描かれている。

各メディアによると、萩原は酒井監督との撮影を「なんでもやってみたくなる現場でした。とにかくなんでもありだった」と撮影を振り返った。

八木は「初めてのW主演をさせていただいて、すべてが初めてのことだった。初めてが酒井さんでよかったと思うし、相手が利久でよかったと思う。最高の作品に巡り会えたと思います」と感慨深げだった。

「女性の監督だったこともあって、男性の監督では踏み込めないような領域まで踏み込んだり、繊細な感情表現が人気作品になった秘訣。もともと、萩原の演技力が評価されていたが、八木の演技とうまくハマって名コンビの誕生となった」(芸能記者)

終始仲睦まじい雰囲気を醸し出していた萩原と八木だったが、報道陣から「2人でハートを作ってほしい」とリクエストされ、2人がハートを作ると観客からは拍手と歓声が上がっていた。

劇場版でひと区切りしたかもしれないが、ファンたちは続編の制作を切望しているはずだ。