南沙良が主演を務めるABEMA・MIRRORLIAR FILMSオリジナル短編映画『恋と知った日』を、2023年4月22日(土)夜8時よりABEMAにて無料で独占配信することが決定した。また配信に先駆けて、キービジュアルと場面写真、そして本編映像の一部を見ることができる予告映像が公開となった。



本作は、新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」と山田孝之らがプロデューサーを務める才能あるクリエイターの発掘・育成を目的に掲げる短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」が初めてタッグを組み制作。原案と監督を新進気鋭の若手クリエイター・井樫彩が務めたオリジナル短編映画だ。

南沙良が務める本作の主人公は、大学2年生の吉乃渚(よしの・なぎさ)。恋人のいない渚は「たくさん人が住んでいる街で、このまま自分だけひとりぼっちなのではないか」と不安な気持ちを抱え、マッチングアプリで手当たり次第に相手を探すもなかなか出会えず、恋を諦めかけていた。そしてマッチングアプリはこれで最後にしようと決めた日に、同い年の大学生、長谷川啓太郎(はせがわ・けいたろう)に出会います。一緒にいると心地良く、まるで運命の人のようで、気がつくと自分の生活に彼が溶け込み一緒に暮らすようになる。相性の良い啓太郎と過ごす毎日を宝物のように感じている渚。でも、始まりがあれば終わりがある――突然やってきた悲しい現実の先に、浮かび上がってくる“別れ”という選択。はたして、渚が出した答えとは?

今回主演を務める南は「オファーを受けた時、MIRRORLIAR FILMSにまた携われること、とても嬉しく思いました。愛は許すことだと、どこかで読んだことがあるのですが、台本を読んで、愛のことは分かりませんが、恋は許さないことなのかもしれないな、と感じました」とコメント。

(C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

そして「MIRRORLIAR FILMS」のプロジェクト発起人の1人でもある俳優の山田孝之も、マッチングアプリで出会った男性・宮田一平役としてカメオ出演する。山田は「俳優としての共作は初めてだったので短くも嬉しい時間でした。とはいえ、役設定的に共演時間が短い上に、ほとんど相手の目を見ずに芝居をしていたので、次回ご一緒できる際はお互いの役を深く知れる設定に期待しています。頼むぜ!井樫監督!」と監督に呼びかけている。

なお本作の原案を手掛け、監督を務めるのは、2016年公開の短篇映画『溶ける』で日本人最年少での第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門の正式出品を果たし、その後も長篇映画『真っ赤な星』、『NO CALL NO LIFE』、『あの娘は知らない』や、マカロニえんぴつ「恋人ごっこ」「ブルーベリー・ナイツ」のミュージックビデオ、ドラマ『復讐の未亡人』『隣の男はよく食べる』など数々の作品でメガホンをとり次世代を担う若手映画監督として注目を集める、井樫彩。本作にあたり、井樫監督は「今回の作品では恋愛のみならず、誰かを好きになるという『切なさと愛おしさ』というようなことを描いています。主演の南沙良さんを始めとして、素敵なキャストの皆さん、同世代のスタッフ陣とこの作品を作ることが出来て本当に嬉しいです。過去の恋愛を懐かしんだり、今の恋愛を見つめ直したり、どんな形であれこの作品が届きますよう願っています」とコメントを寄せている。

また、4月22日(土)に東京・表参道ヒルズのスペース オーにて開催される「第1回ミラーライアーフィルムズ・フェスティバル」にて特別先行上映と、南沙良と井樫監督によるトークセッションを行うプレミアイベントを開催することが決定した。

◆ABEMA・MIRRORLIAR FILMSオリジナル短編映画『恋と知った日』
2023年4月22日(土)夜8時~「ABEMA」にて無料独占配信
本編配信URL:https://abema.tv/video/episode/635-1_s1_p1
(C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT