ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階・塔屋1階、約225mの超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」が2023年4月14日(金)に開業する。オープン前日の2023年4月13日(木)18:30から、本施設の開業を祝う「東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー」が開催された。

イベントには、本施設から隣接するシネシティ広場にかけて、歌舞伎町の文化に根ざす「水」をモチーフにした 鮮やかなブルーカーペットが設置された。そのブルーカーペットに、窪田正孝、石橋静河、古田新太、宮沢氷魚、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、Little Glee Monsterら、豪華ゲストが登場した。

【このイベントの写真27枚】東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー

登場したゲストはMCからこれから出演を予定している公演について意気込みを聞かれると、渋谷は「幼い頃にミラノ座に行ったり、ボーリングなどをして楽しんでいました。この自分が生まれ育った歌舞伎町という街で、こけら落とし公演を行えるのはとても光栄です!父ちゃん母ちゃんも地元の友達も喜んでくれています!」と喜びを語った。

東京スカパラダイスオーケストラの谷中は「いよいよ来週に控えた公演が楽しみで仕方がないです。海外の方々からも有名な新宿の歌舞伎町の真ん中で、音を大きく出せる環境がとても幸せです」と公演に向けて熱い気持ちを話してくれた。また、噴水をモチーフにしたタワーに対して、自身の学生時代に噴水の周りで酒盛りをしていたエビソードを公開。所縁のある噴水が大きなモニュメントになることへの喜びを語り、ゲストとMCからも思わず笑いが起きた。

西川貴教はMCから、ビシッとしたスーツ姿について触れられると、「統一地方選挙ではないが、沢山の方にお越し頂き、まことにまことに!ありがとうございます!思い入れのある新宿からのストロークがこんなにキレイになると思っていなかったので驚いています。是非沢山の方にお越し頂きたい!滋賀県にもこんな素敵な施設が出来たら嬉しいです。皆様
宜しくお願いします!」と政治家の演説を思わせる力強いコメントをし、会場の笑いを誘った。



Little Glee Monsterのかれんは「ファンクラブ限定の特別なライブをZeppという距離が近い場所で出来ることが嬉しいです」とコメント。豪華ゲストのメンバーとして今ステージに立てている喜びも語った。アルバムのリリースと、まもなく始まるツアーの意気込みについて、「素晴らしい3人が入ってきて、新しいリトグリになったのでここからまた6人で頑張っていきたいです!」と新体制での活動の意気込みを見せた。

窪田正孝は「日本のアニメは世界に誇れるカルチャーであるとともに、今回の作品は大きな挑戦となっています。手を出してはいけないところに手を出したという自負があります。デジタルが普及する中で、人間がいかに有機的にどれだけ身体を使って表現できるかといった所にも挑んでいるので、そちらにも注目して観て頂きたいです!」とコメント。

石橋静河は「劇場に来たことがない方も、エヴァを観たことがない方にも、いろんな方に舞台を体感して頂きたいという思いで、日々稽古を頑張っています!」と、来月からの舞台公演について気持ちのこもったコメントをした。

古田新太は公演への意気込みについて「日本のソン・ガンホとよく言われるが、あいつのほうが1個下だからね!あいつが韓国の古田新太だからね!」と語り、会場が笑いに包まれた。また、いよいよ始まる公開に向けて、「いつか舞台化されたらやりたいなと思っていたんですよね」と作品についての思い入れを話した。

宮沢氷魚は、MCから物語の内容を聞かれると「舞台が90年代の関西で、長男の順平役を演じています。関西弁が初挑戦なので頑張っています」とコメント。「共演者の皆さんが半分くらい関西の方なので教えてもらいつつ練習をしています」と明かした。2人の関係性をどう演じているか聞かれると、古田の「絶対俺からこんなの生まれないからね!」とのコメントに対し、「まあ突然変異と言いますか、隔世遺伝とかもありますからね」と既に仲睦ましい関係性が垣間見えた。

イベントの最後には、本施設開業を祝ってゲストのカウントダウンと共にタワーをライトアップする点灯セレモニーも行い、華々しくイベントを締めくくった。