相葉雅紀主演のドラマ「ひとりぼっち」(TBS系)が先日、放送された。2021年4月4日に亡くなった橋田壽賀子さんとTBS系人気ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」でタッグを組んだ石井ふく子氏が3年ぶりに手がけた新作。命日近くの9日に放送され、橋田さんにささげるドラマとなった。
ドラマで相葉は建築士の資格を持ちながらも水道メーター検針員として働く青年・杉信也を演じる。両親を亡くし、最愛の姉まで亡くし、独りぼっちで心を閉ざしていたころに、おにぎり専門店「たちばな」で亡くなった姉にそっくりな坂本冬美演じる立花香と出会った。この「たちばな」で起きる様々なことを通して、徐々に杉が心を開いていくという物語だった。
ある芸能関係者は「視聴率が9・6%と同時間帯ではトップの数字をたたき出し、局内は大盛りあがりでした。泉ピン子さんはいなかったですが、『渡鬼』ファミリーが出そろったことで、オールドファンもさることながら、若い視聴者層も取りこぼしていないことで、局内では続編や同じキャストで別ドラマをやりたいねと機運が高まっています」という。
主演した相葉の評価も高かったという。「ハラハラドキドキという今どきのドラマではなく、最近ではあまり見られないアットホームなドラマでしたが、『落ち着いてみられる』『こういうドラマもいい』とネット上でも評判でした。こういうドラマには相葉のキャラもぴったりじゃないかと評価が高かったです」と同関係者。
シリーズ化となれば面白いかもしれない。
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