21日放送の『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)でお笑いタレントの土田晃之が、「THE SECOND」でのマシンガンズの躍進は、観客が審査員だったことがいい方向に働いた結果と語った。

番組では前日に行われた結成16年以上の漫才師によるお笑いコンテスト「THE SECOND ~漫才トーナメント~」で準優勝し、土田の所属事務所の後輩でもあるマシンガンズの滝沢秀一と西堀亮がゲスト出演した。

マシンガンズの漫才は、観客に語りかけつつ、世間をネタにしてふたりでツッコミするという特異な形をとっている。土田は「あれが漫才か、そうじゃないなのかって議論ではないんです『THE SECOND』は」と、同コンビの芸風が認められたことに言及したが、西堀自身は「でも会場のお客さんの評価的には漫才じゃないってジャッジをいただきましたけどね」と決勝で、ギャロップに負けたことをネタに笑いを誘う。

土田は今のマシンガンズの芸風について「そうなると漫才ってなんだってなる。だってボケとツッコミで上手くいかない。他の人との差がでないからって、マシンガズはこの形になった訳ですよ」と説明。「だって滝沢がネタ振ったって声ガラガラでなにもわからないんだから(笑)」とイジったのだった。

さらに土田は「THE SECOND」の採点が観客にゆだねられていたことも、マシンガンズの観客との一体感を重視する芸風には有利に働いたのではと予想し、「あれがもし(審査員)芸人さんだったら松本(人志)さんも言ってたけど、マシンガンズ決勝まで行ってないもの。もっと言ったら予選のガクテンソクだっけ? あそこで多分負けてる。だって漫才上手いんだもん。あの二人」とコメント。西堀も「恥ずかしい話ですけどプロが審査したら僕ら通ってないと思います」と認めたのだった。