24日放送の『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、AIにネタ作りでまだ負けていないと思った瞬間について語った。

番組では、結成16年以上が対象の漫才コンテスト「THE SECOND」での同期や先輩の活躍や、自身の半生を描いたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)に触発され、ネタを書こうと思った話をしていた。

山里は「新ネタ作んなきゃって思って」と話し、「それがどうって言われたらアレですけど。作ろうって動きだしたんですね…。ChatGPTでね」とAIチャットボットを使用してネタ作りを試みたと明かし笑いを誘った。

AIでも、ちゃんとネタっぽいものは書いてくれるそうで、山里は「『漫才を書いてください』って言ったら書いてくれんだね!」と驚きを語った。ただネタは変な方向に行ってしまったようで「テーマは斬新だったよ。レタス対キャベツっていうネタだったんだけど。でもなんかおかしな感じなんだよ」と違和感があったと語った。

その違和感の原因に気づいたのはAIがネタを完成させた後のようで、山里は「で、最後に判明したの、その違和感が、(ネタを披露するのが)“山里と“山崎育三郎”だったのよ!」となぜか相方が山崎静代(しずちゃん)ではなくミュージカル俳優の山崎になってしまったと明かし、爆笑を誘い「まだAIに負けてないね人間は」と話したのだった。