ジャニーズ事務所が5月26日、ジャニー喜多川による問題について「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」について発表した。
「心のケア相談窓口」はジャニーズ事務所には現在に至るまで多くのタレントが所属しており、今回の問題については、声を上げられたかどうかに関わらず、所属経験のあるすべてのタレントへの心のケアが最重要と考え、専門家に監修をいただき、心療内科医に委嘱して、本問題によって心を痛めたジャニーズ事務所の所属経験者を対象にした外部機関としての相談窓口を5月31日に開設する。この窓口では完全にプライバシーに配慮した形で心療内科医・公認心理師がご相談者それぞれの心の問題に対応し、できる限りのケアを行う。
また、「今回の問題は、弊社におけるガバナンス上の課題を浮き彫りにしたものであると考えております。現在社内では、ガバナンス改善に向けた対応・準備を急速に進めておりますが、複数の識者の目を入れて、弊社の問題点をしっかりと受け止める必要があり、それなくして未来への道はないと考えております」とし、3名の専門家によって「外部専門家による再発防止特別チーム」を組成した。これは、ガバナンスをはじめとした社内の事実関係を確認の上で、再発防止に向けたジャニーズ事務所への提言を行う。
さらに3名の「社外取締役」に就任し、再発防止策の確実な遂行を含めた、経営改革を推進すると発表した。
*画像イメージ
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