移籍した所属事務所でスター候補に成長中の小林亮太

俳優の小林亮太が２８日、都内で自身初の写真集「温度」（３０日発売、ＫＡＤＯＫＡＷＡ刊）の発売記念イベントを行ったことを、各メディアが報じた。

撮影は今年２月、かつて曽祖母の家があったというゆかりの地・青森県八戸市を中心に２泊３日で行われたという。

写真集のデキを聞かれると、「ファーストにしては、これだけやりたいことをやらせてもらったのは、本当にスタッフチームのおかげ。１００点というのは恥ずかしいですけど、個人的には良いものにしていただいたなという思いが強い」と大満足。

これまで舞台「鬼滅の刃」シリーズで主演の竈門炭治郎役を務めており、今年は「『僕のヒーローアカデミア』Ｔｈｅ　“Ｕｌｔｒａ”　Ｓｔａｇｅ」にも出演。

今後挑戦したい仕事を聞かれると、「役者としてはここ２～３年、演劇でやらせてもらうことが多かったので、映像にも行けるようになりたい。舞台の作品で殺陣とかをやっていたりしたので、少しでも生かせたらいいなと思います」と意気込んだという。

愛知県出身の小林は、５歳のころから芸能事務所に所属し、１１年４月、地元・名古屋が拠点のアイドルグループ・ＢＯＹＳ　ＡＮＤ　ＭＥＮに加入。１３年４月に脱退した。

上京後、大手芸能事務所に所属するも、なかなか芽が出ず、その後、１社を経て、次期社長に小栗旬の就任が内定しているトライストーン・エンタテイメントに２０年６月に移籍した。

「移籍前から２．５次元舞台で徐々に頭角を現し始めた。所属事務所は綾野剛、坂口健太郎、間宮祥太朗ら次々とスターを輩出。先輩俳優たちは次々と映像作品で主演をつとめているだけに、小林にも今後、チャンスが回って来るはずで、小栗の新体制でスター候補として売り出されることになるだろう」（芸能記者）

移籍を重ねてようやく自分に合った事務所を見つけたようだ。