その日の午後には、同じ「JYPエンターテインメント」所属の「2PM」の中国スケジュールが中止されました。
その日の午前には、「TWICE」ツウィの出演広告が中止されました。
「JYP」パク・チニョンは謝罪文で、「今回の事件がどれほど深刻なものなのか、本社のスタッフも、幼いツウィも、自分自身も理解できていなかったことがもっとも悔しく、申し訳ない」としています。
ツウィ本人も謝罪の映像を発表し「皆様に謝罪する気持ちで中国活動を中断し、自分の間違いを振り返って見ます。」と話しました。
16歳のツウィ…、大人の対応ですね。しかし、本当は謝罪するほどの間違いのないツウィのこんなツライ顔を見ると、本当に謝罪すべき人が誰かを告発したくなります。
この騒動のきっかけは、「TWICE」の日本人メンバーのモモ、サナ、ミナと一緒に台湾人メンバーのツウィがバラエティ番組「マイ・リトル・テレビジョン」に出演し、台湾の旗を手にし、振ったことです。
台湾の国旗に対する中国人の微妙な感情や、それに対する台湾人の考え方の違いは存在するでしょう。
しかし、ツウィが自分の政治的信念を表すために旗を振った訳ではないことぐらいは、この番組を観た誰でも分かります。
それでは、誰でも分かることを自分の利益のために悪用した卑怯な大人たちを告発します。
まず、中国の作曲家!この大人はツウィが台湾の旗を手にしたことで腹を立て、ツウィを「台湾の独立主義者だ」と勝手に決め付けます。
しかも、本人も台湾の旗を手にしたことがあるらしい。
次は、台湾の政治家!この大人は、ツウィを支持すると発表し、16日の台湾の選挙でツウィを利用しようとします。ツウィは本人の意思とは関係なく、益々政治論争に巻き込まれていきます。
次は、韓国の広告主!この大人は、早速ツウィの出演する広告を中止すると言い出しました。その広告主の商品やサービスをイメージ・
アップしてくれたツウィの立場や経緯なんかは考慮の対象ではなかったのです。
ここで、ツウィの行動をもう一回検証してみましょう。
歌とダンスが大好きだった台湾の少女、ツウィ。
芸能人の夢を抱き、13歳で故郷を離れ、韓国に行きます。
数年間の努力で実力を身につけ、オーディション番組「SIXTEEN」に出ます。
堂々と競争に勝ち、「TWICE」としてデビューします。
所属会社から番組に出演しろとの命令を受け、放送局が小道具として準備してくれた、見慣れた台湾国旗を軽く振っただけです。
そこのどこに台湾と中国の独立や政治意識なんかがありますか?
「TWICE」ツウィを利用して自分の目的を達成しようとする卑怯な大人たち!醜い大人たちがあるだけです。
元気なツウィ、ハツラツした「TWICE」の歌とダンスで醜い大人たちの姿を早く消したい…。
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日韓の旅人
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