文大統領、”サウジ皇太子、私に「防弾少年団(BTS)」を連れて来てほしいと”…遅いので直接呼んだという

文在寅（ムン・ジェイン）大統領が、8日に海外首脳たちのK-POPとドラマなど韓国文化に対する礼賛を紹介しながら「韓国を誇らしい国にしていくために最大限支援する」と明らかにしました。

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文大統領と夫人のキム・ジョンスク女史は、この日午後6時30分にソウル・瑞草区（ソチョク）にある「芸術の殿堂」の音楽堂で行われた文化芸術人の新年あいさつ会に出席して激励しました。

文大統領はまず「ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト』が、韓国映画史上初めてゴールデングローブ最優秀外国語映画賞を受賞した」としながら、「カンヌ映画祭の黄金奨励賞受賞に続いて、韓国映画100年の底力を見せた快挙だった」と祝いました。

続いて海外歴訪で各国首脳の「韓流礼賛」事例を紹介しました。

文大統領は、「タイの首相は、1日の業務を終えると官邸から帰宅すると韓国ドラマを見るのが趣味だという」としながら、「毎日のように見るので、ずいぶん昔のドラマまで探して見たそうだが、今まで見たドラマでは『太陽の末裔』が最も好きだという。その方がタイの参謀総長出身だ」と紹介しました。

続いて「ベトナム首相は、ベトナム国民が韓国ドラマが大好きで、とても混雑していた町が急に閑散となれば、その時がまさに韓国ドラマを放送する時間だそうだ」と説明しました。

文大統領は防弾少年団に対しても語りました。文大統領は、「UAEに行ったが、首脳会談の前日に『韓国文化の夜』が開催された」としながら「ヒジャブをかぶったUAEの女性と青年が我々K-POPグループが歌う歌を韓国語で大合唱するのを見てとても感激した」と話しました。

続いて「サウジアラビアの皇太子は、私がサウジを訪問する時には、必ず防弾少年団を連れて来てほしいと頼まれたが、私の訪問が遅くなったので、去年防弾少年団を直接呼んで単独公演をさせたそうだ」としながら、「とても閉鎖的な社会だが、それほど我々韓国のK-POPが歓迎されているということ」とほめたそうです。

そして、「韓国の文化と芸術は韓国を輝かせ、韓国を誇らしい国にしてくれた」としながら、「おかげで私も外国に出たり外国首脳に会う時は胸をはっている」としながら感謝のあいさつを伝えました。