アイドルではなく、実力派歌手を目指したい子、その目標となるのがBoAだという風潮が、韓国では10年以上も前から見られました。
振り返ってみると、韓国芸能界には“第2のBoA”として売り出された歌手が数名いたようです。そんな彼女たちは現在、どんな活動を行っているのでしょうか?
まずは、歌手May Doni。
1991年生まれの彼女。大手芸能事務所「JYPエンターテインメント」で4年、「YGエンターテインメント」で4年の練習生生活を送ったのち、この2社ではない芸能事務所より2009年にデビューしました。2011年頃からは日本を活動の重点に置いてきましたが、2015年末頃から韓国での活動を新たにスタートしました。
続いては、歌手DANA。
BoAよりも1年あとにデビューしたことで、もっともBoAと比較されることの多かったDANAは、言わずも知れた「天上智喜」のメンバー。現在はグループでの活動を行っておらず、ミュージカルの世界で活躍しています。
続いては、歌手Som2(ソミ:現在は“メイリン”)。
14歳という年齢でデビューした彼女。BoA同様に幼い年齢でデビューした実力派歌手ということで、“第2のBoA”とよく呼ばれたひとり。BoAの日本での所属事務所である「エイベックス」に彼女も所属し、日本での活動の幅も広げた後、現在は中国でも歌手活動を行っているよう。また、動物愛護の活動にも力を入れている様子。
最後は、アイドルグループ「THEARK(ディアク)」としてデビューした、チョン・ミンジュとユナ・キム。
チョン・ミンジュは、BoAが審査員を務めたオーディション番組「K-POP STAR2」で、BoA本人が大絶賛し、“リトルボア”と呼ばせた実力者。
ユナ・キムは、もうひとつのオーディション番組「スーパースターK3」の出場者であり、その実力から“リトルボア”と呼ばれました。彼女はソロデビューもしましたが、今回「THEARK」のラッパーとして、再スタートを切りました。
「THEARK」は“リトルボア”が2人もいる!と注目を浴びているグループです。
いかがでしたか?
日本でも「歌姫」と呼ばれれば、その時代を象徴するトップ歌手と思われるように、韓国では「第2のBoA」や「リトルボア」といった表現が、最大の褒め言葉のようです。
今回ご紹介した5名は、現在もそれぞれ活躍しているようで嬉しい限りですね♪