斬新なテーマで週末の新しい王座を狙うドラマがあります。MBC新週末ドラマ「吹けよ、ミプン」です。この作品は脱北者というタイムリーなテーマと共に温かい感動まで予告し、視聴率争いの攻略に臨みます。

「吹けよ、ミプン」はお転婆な脱北女性ミプン(イム・ジヨン)と人権弁護士ジャンゴ(ソン・ホジュン)が、遺産相続などを巡った葛藤を克服し、本当の愛と大切な家族を探す物語です。脱北者という独特なテーマを物語の中心に据えた点に注目が集まっています。

劇中、北朝鮮の高位層にいたミプンが、脱北を敢行したという設定がでてきます。これは最近北朝鮮の高官たちが相次いで脱北しているというニュースが自然にオーバーラップします。演出を務めたユン・ジェムンPDは「統一に向けた過程で、このドラマが偏見のない出会いを作る助けになればと思います。」と語りました。

また高額の遺産相続について物語が展開されるという点で「吹けよ、ミプン」が愛憎劇と思われがちですが、思ったより重くなく誰でも共感できる内容になっているようです。ユンPDは「遺産相続と関連する設定は面白く描きます。」と自信を見せ期待を高めました。

主演を務めるソン・ホジュンとイム・ジヨンの呼吸もポイントです。ソン・ホジュンは人権弁護士ジャンゴ役を、イム・ジヨンはお転婆な脱北女性ミプンを演じます。二人はSBS芸能プログラム「ジャングルの法則」で共演した縁があり、落ち着いたカップルの雰囲気を見せると予想されます。

「吹けよ、ミプン」は「家和万事成」の後番組として、27日から放送がスタートしました。