「NineMuses」の4人組ユニット「9MUSESA」が発表した“Lip2Lip”が期待以上の成績で存在感を示しています。
「9MUSESA」の成果は“Lip2Lip”が音源チャート上位圏に入り、その成績を維持していることです。
もう一つの成果は“Lip2Lip”が大衆性もあり歌の完成度も良かったという点です。「NineMuses」の華麗さに軽快さが少し強調されることで、イメージが変わった「9MUSESA」は“Lip2Lip”を中毒性のある音楽に作り上げました。
センターでありパワーボーカルのギョンリの比重が大きすぎる点が指摘されますが、ギョンリは最近バラエティにもよく出ており、ハ・ジョンウとCMを撮るほどなので、ギョンリの知名度を活用したということでしょう。
残りの3人の貢献度が低いということでもありません。各自が差別化されています。柔らかいボーカルのヘミと神秘的なラッパーソジン、末っ子クムジョはそれぞれの役割をしっかりと遂行しています。
「NineMuses」は男性ファンをメインのターゲットにしていますが、「9MUSESA」は女性ファンを獲得する可能性もありそうな点で、完全体とユニットの差別化を発揮しています。ユニットはガールクラッシュな雰囲気をよく表現しています。「9MUSESA」は「NineMuses」の存在感を生かすのに貢献したと言えます。
「9MUSESA」の4人組は“Lip2Lip”活動以降も、今後の成長を期待できそうです。