ミュージシャン坂本龍一が、「BTS(防弾少年団)」SUGAに会ったエピソードを公開しました。
坂本龍一は、月刊「新潮」に連載中のエッセイ「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」の最終回で、昨年9月末に東京を訪問したSUGAと会ったことについて語りました。


坂本龍一は、最近発行された「新潮」2月号で「 トップアイドルだが会話してみると謙遜で、素敵な青年、音楽に真剣に取り組んでいることが感じられたとして「他に趣味がないのか、と思うほど音楽だけを考えていた」と明らかにしました。
ふたりの出会いはSUGAの希望で実現し、短い時間だったが、国籍と世代を超越した音楽的見解を交流したと伝えられました。SUGAは今回の出会いで、幼い頃に見た映画「ラストエンペラー」をきっかけに音楽に関心を持つようになり、映画の音楽監督だった坂本龍一にいつか会いたかった話したといいます。

一方、ふたりが出会った事実が知られているが、ファンの間ではSUGAが昨年9月に日本を訪問中だった時、SNSに載せたピアノ演奏の動画も話題になっています。動画には坂本龍一の代表曲のひとつである「メリークリスマス・ミスター・ローレンス(Merry Christmas Mr.Lawrence)」を演奏するSUGAの姿が収められています。


坂本龍一は、日本が生んだ世界的ミュージシャンで、映画「ラストエンペラー」(1987)の音楽を作曲してアジア人初のアカデミー音楽賞とグラミー賞を受賞しました。
SUGAは、自身が属するグループBTSをはじめ、PSY(サイ)、IU(アイユー)、Heize(ヘイズ)、Suran(スラン)、MAX(マックス)、ホールジーら国内外のアーティストとコラボして音楽性を広く認められています。