酒粕ドリンクで美肌になれる？コラーゲン増加でハリツヤ効果が話題

便秘解消や美肌に効果的だと言われている甘酒には、酒粕が使われています。

米麹を使った甘酒もありますが、酒粕を使った甘酒も人気です。

アルコール分が少ない甘酒には米麹、アルコール分が少し高い甘酒には酒粕が使われています。

実は、酒粕にはコラーゲンを増やす成分が含まれています。




成分の名前はα-EG。

α-EGは、コラーゲンを作り出す線維芽細胞に働きかけて、生成を促してくれるため、コラーゲンが増えやすくなるのです。

α-EGは、熱にも強いので、酒粕ドリンクをホットで飲んでも、効果は薄れません。

実際に、酒粕ドリンクは、熱いお湯で酒粕を溶かしたところに砂糖を加えて飲むドリンクなので、熱が加わるのですね。

でも、α-EGは壊されずにそのまま作用してくれるため、肌の弾力アップ効果が期待できます。




さらに、老化を防止するためには、生姜を加えるのがオススメ。

生姜をすりおろして、酒粕ドリンクに入れると、美肌効果がアップします。

実は生姜には、美容に効果的な成分がいくつか含まれているのです。

代表的な成分がジンゲロール。
生姜の主成分でもあり、新陳代謝を活発にして、肌のくすみを予防してくれます。




そして、同じく主成分のショウガオールには高い抗酸化作用があり、ストレスなどで溜まった活性酸素を除去して、シミやくすみなどを予防してくれます。

寒い冬は、ミルクティーに酒粕と砂糖、シナモンを加えて、シナモン酒粕ミルクティーとして飲むのもオススメ。

シナモンには、毛細血管を保護してシミやたるみを予防する効果があります。

年齢を重ねるごとに毛細血管がもろくなり、損傷等により減ってしまうと、シワやたるみの原因になります。

つまり、それを予防してくれるのがシナモンなのですね。

シナモン酒粕ミルクティーの作り方は簡単です。

牛乳1.5カップとペースト状にした大さじ2杯分ぐらいの酒粕を鍋に入れて沸騰させてから、いったん火を止めます。

その後すぐに、紅茶のティーパックを入れてミルクティーを作り、好みの量のシナモンパウダーを入れます。

最後に、砂糖を加えて完了です。