市販のヘアカラー剤は安く手に入り使いやすいものですが、初心者の失敗として多いのが「逆プリン」状態と「色が上手く入らない」状態です。美容院へ行ったのに理想通り染まらなかった、できるだけ安く髪色を変えたい、そんな方は是非この記事を見て上手に色づく方法を見ていってください。

一度ヘアカラー剤で上手く髪を染めることができれば、これからリピーターになることができます。ということは、美容院で染める必要がなく、かなりコストカットができます。これは学生にも嬉しいですよね。また、髪を触られるのが苦手という方にもおすすめな方法です。最初から最後まで自分で染めるので、一人暮らしであっても問題なし。一度コツを掴めばこの先のおしゃれが楽になるので、ヘアカラー剤の説明書には載っていないポイントをここで押さえておきましょう。




基本的な髪染め方法は全てヘアカラー剤の説明書に書かれているのでそれに従ってくださいね。それ以外でのコツは、ヘアキャップとドライヤーを使用することです。ヘアカラー剤は体温の高いところから色づき始めます。頭頂部は特に体温が髪に伝わりやすいので短時間で染まりやすいため、最初に泡をつけるとそこだけ妙に染まりが良くなってしまうことがあります。全体的に温度を上げておきたいので、髪を頭の上に泡で束ねたら、そのままヘアキャップをしてください。透明の簡単なものは100均でも3個セットなどで売っています。その上からドライヤーを髪全体にあてます。夏ならそのままの温度でも良いかもしれませんが、やはり髪が感じる体温差があるので毛先や中の毛にはあてておきましょう。ヘアキャップの中に熱がこもるので、この方法ならドライヤーだけより効率良く早く染まるのです。逆に言えば、熱がないと色づきが鈍くなるという理由から、冬に色づき良く染めるのは難しいと言えます。ムラはなくせても、色のトーンは夏に染めた時より暗くなりがちです。




染める時のおすすめポイントとしては、お風呂で裸になって染めることです。私が実際にやってみたところ、たとえ要らない服を来て実践してみても泡が床にこぼれたり、首や耳につくことが多かったのです。ヘアカラーが終わったらどうせシャンプーをするので、最初から裸になっておいた方が楽だなと感じました。しかしこれは寒くない夏場に限った話なので、私は市販のヘアカラー剤で染めるのは夏場限定です。また、頭皮の温度というのは予想以上に頭頂部が高く、ちょっと油断すれば逆プリン状態になることがわかったので頭頂部を染めるのは一番最後にした方が良さそうです。新しく生えてくる毛は黒いので、そこから急に明るくなり、また毛先が暗くなるのでなんだか変な見栄えになってしまいます。泡でもクシでも、最後の仕上げにカラー剤をつけてヘアキャップをかぶりましょう。

いかがでしたか?実際にやってみないと気付けないことが多々あるので、ここではそれをまとめてみました。失敗すると色が明るいものほど取り返しがつかなくなりますが、ここで先に染める時のコツを知っておけば安心してヘアカラー剤でおしゃれを楽しめますよ。お金がかからない方法なので節約にもなり、慣れてくると面白くも感じます。

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