皆さんは、自分で書いたものを出版してみたいと思ったことはありますか?作家にならない限りそんなことは無理だろうと思っている人も多いのですが、実は誰でも出版できてしまうのです。自費出版という方法ですね。今回は、意外と知られていない自費出版のメリットとデメリットについて紹介していきます。

自費出版は、きちんとその工程を踏めば誰でもできます。その大きなメリットは、一度出版したらその本はずっと後世まで残ることでしょう。自分の記録や自分が生きた証などを残したいという場合には良い方法です。ネットもずっと残りはしますが、形として残すことはできません。アナログな方法に立ち返ってみたいという場合の手段として自費出版はメリットになります。




一方、自費出版のデメリットは売り上げを目的にはできないことです。本を出すと売れるかもしれないという淡い期待があるかもしれませんが、それはまず無理と言って良いでしょう。自費出版の本は本屋さんに並ぶことはありません。よって、利益を追求するために出すものではないのです。いわば、自己満足の世界になりますね。中には売れた本もありますが、唯一1つだけと言われているほどなので売れる本を自費出版で書くことに期待はできません。




また、自費出版というくらいですからお金はかかります。自己満足でやるのならこれも承知の上でしょうからデメリットにはなりませんから、多くの人はこれをメリットともデメリットとも思っていません。自分がしたくてしていることなので、それにお金がかかるのは趣味の一環でもあると考えているからです。

ちなみに、自費出版の場合文字数が少ないと当然ページ数も少なくなるわけですが、そうなると本というよりはパンフレットのようになることがあります。どのくらいのボリュームにしたいのか、どんな内容を書きたいのかによって出来上がりは変わってくることがあるので、自費出版を検討するなら事前に調べておきましょう。

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