家で気ままに副業を始めたいという女性に人気のクラウドソーシングですが、ここで最近話題になっていることがあります。それは、依頼を任される前に押印まで必要かということです。契約前には、慎重なクライアントから契約書をネット上で渡されることがあり、それをプリントアウトして押印して送り返してくれということがあるのです。

この契約について、受注者の多くは反対しているようです。副業なのでそこまで警戒されてまでやりたくないという意見や、信用されていないように感じるという声、家にプリンターがないから困る人、ネット上で押印するシステムはあっても面倒くさいというネガティブな意見が多いです。




実際クラウドソーシングでは押印まで求めて来るクライアントは少ないと言われていますが、それでも慎重に動く人はいます。となれば、押印をしない人なら契約しないと言って去ってしまうことも大いにありえるでしょう。ここは両者引けないところです。

クラウドソーシングは、そもそも登録する際に一定の手続きが必要で、きちんとしている人には何かしらマークがつきます。プロフィールを見ると、連絡先を登録しているかなどがわかる場合もあります。受注者でも発注者でもないクラウドソーシング側も、身元がわからない人は入れたくないというのが本音だからです。悪い人がいればそれが不評になってしまい、利用者からお金を取れませんからね。




このような事情があるため、個人契約でなくクラウドソーシングなどの仲介サイトを通しての契約なら押印まで求めて来るようなクライアントは避けても良いでしょう。信用してくれる人は他にもいますし、受注者の負担を増やしています。

会社のしきたりなのかもしれませんが、今時印鑑文化は古いです。日本ではそれが大切にされてきましたが、海外では意味が分からないと言われる日本文化の筆頭です。そのあたりでも簡単に買える印鑑にどんなに重要な意味があるのか、それを今一度考えて欲しいですね。

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