
ダンスと歌と芝居が総合的に楽しめるミュージカル映画。沢山の作品があってどれから観ればいいか迷ってしまう……という人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、一度は観ておきたいミュージカルの名作を5本ピックアップしました。
〇『レ・ミゼラブル』
世界各国で上演されるヴィクトル・ユーゴーの小説『ああ無情』を原作にしたミュージカルの映画化作品。公開は2012年です。
恋や家族愛だけでなく、人生についても考えさせられる重厚なストーリーが特徴。
パンを盗んだ罪で19年間投獄されていた主人公のジャン・バルジャンが出所するところから物語が始まります。
「民衆の歌」や「夢破れて」など、心が震える歌唱シーンに注目!
〇『ウエスト・サイド・ストーリー』
1950年代のアメリカを舞台に、人種差別から対立する2つの不良グループとそれぞれに属する男女の恋を描いたミュージカル映画です。公開は、1961年。
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』が下敷きになっていることでも有名ですね。
公開から60年経過した今でも色あせないダンスシーンは、見どころのひとつ。
2021年には、スティーヴン・スピルバーグが監督を務めたリメイク版が発表され話題になりましたが、新旧それぞれの演出の違いなどを見比べるのもおすすめです。
〇『マイ・フェア・レディ』
1964年に公開された『マイ・フェア・レディ』は、オードリー・ヘップバーンの代表作のひとつ。
ロンドンの花売り娘が教育を受けることで、美しい淑女に成長していくというシンデレラストーリーです。
おしゃれな衣装や美しいセットにも注目。美意識を高めたい時にぴったりなミュージカル映画です。
〇『シカゴ』
2002年に公開され、アカデミー作品賞など6部門獲得した大ヒットミュージカル。
物語の舞台は1920年代のアメリカ・シカゴ。殺人を犯した2人の女性がスターに登り詰めようと奮闘する姿を描いた作品です。
手段を選ばずに突き進んでいく姿からは、爽快感すら感じられるでしょう。
かわいく、かっこよく、コミカルなミュージカルシーンの数々も魅力。
〇『ラ・ラ・ランド』
2016年に公開された『ラ・ラ・ランド』は、ミュージカル映画のなかでは比較的新しい作品です。
第89回アカデミー賞では、史上最多の14ノミネートするなど、高い評価を得ています。
女優を目指しオーディションに明け暮れるミアは、ある日、売れないジャズピアニストのセバスチャンと出合い、恋に落ちます。
お互いの夢を応援しながら夢に向かっていく男女のちょっぴり切ない恋愛を描いた作品で、鮮やかな映像も見どころ。

以上、一度は観ておきたいミュージカル映画の名作をご紹介しました。ぜひ、この機会にチェックしてみてくださいね。
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