ニットやコートなど、お気に入りのアイテムに毛玉ができているとショックですよね。
とはいえ、着用しているとどうしても毛玉はできてしまうもの。
そこで今回は、毛玉取りにおすすめのアイテムとNGなケア方法について解説します。
〇毛玉ができる原因は?
そもそも毛玉ができる原因は、ずばり「摩擦」です。
収納する時や洗濯する時に、他の衣類と擦れると静電気が起き、表面の細い繊維が絡まることで毛玉が発生。
また、着用時も袖や脇、襟周りは衣類同士が擦れ、毛玉ができやすいです。
〇毛玉ができやすい素材は?
毛玉ができやすいアイテムは、セーター、カーディガン、スウェット、コートなど。
アクリル・ポリエステルなどの化学繊維や、ウール・カシミヤ・アンゴラなどの天然繊維は毛玉が発生しやすいと言われています。
〇毛玉を取るのにおすすめのアイテムは?
毛玉を取るアイテムとしてメジャーなのは、以下の3つです。
・ハサミ
・電動の毛玉取り機
・毛玉とりブラシ
糸切りバサミや毛玉カット用のハサミを使って毛玉を取るのは定番ですよね。
生地を切らないように、毛玉を軽くつまんで慎重にカットしましょう。
広い範囲に毛玉ができてしまった場合は、ハサミだと時間がかかってしまうので、電動の毛玉取り機を使うのがおすすめ。
毛玉取りブラシを使えば、表面を優しくブラッシングするだけで簡単に毛玉が取れます。
ただし、力を入れすぎると生地を傷めてしまうので注意してくださいね。
意外な以下のアイテムを使って毛玉を取ることも可能です。
・食器用スポンジ
・カミソリ
裏技として紹介されることも多い、食器用スポンジを使っての毛玉取り。
「不織布研磨材」と呼ばれるザラザラした面があるタイプを用意しましょう。
使い方は、毛玉部分にそっとスポンジのハード面を当て、優しくなでるだけ。
また、T字カミソリも毛玉取りに活用できます。
顔の産毛を剃る時のように、優しく衣類の表面をすべらせると簡単に毛玉が取れますよ。
ただし、食器用スポンジもカミソリも、力を入れすぎると生地を傷める可能性があるので注意が必要です。
〇やってはいけないNGな毛玉の取り方
・コロコロを使う
・ガムテープを使う
・毛玉を手でちぎり取る
これらの方法は、生地にダメージを与えたり、けば立たせたり、かえって毛玉を発生させてしまうことも。
お気に入りの服を長く着るためにも、やらないようにしましょう。
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