雪が見たい。のは、私だけではないでしょう。1876年からの観測史上、もっとも遅い
東京の雪は、2月10日だったとのことですが、それを更新するかも知れないとか。
もしかしたら、何十年か、何百年か先には、「昔は、日本にも雪が降ったんだよ」なんて
ことになっちゃったりして。いや、その前に地球がどうにかなっちゃったりして。

 さてさて、春のような良い天気が続く中、教室で韓国人の先生に「天気が良いですね~。
雲一つないですね~」と韓国語で言おうとし、一つ指摘されてしまいました。

この「雲一つない」という言葉、韓国語ではこういうのです。

「구름 한점 없다」(クルム ハンジョム オプタ/雲、一点ない」

日本語では「ひとつない」だから、「하나도 없다」かと思っていたのですが、
「一点ない」なのですね。

そういえば、透き通った秋晴れのとき、韓国のお天気番組では、こんな風な表現がよく
使われています。

「내일 전국적으로 구름 한점 없는 맑고 깨끗한 날씨 보이겠습니다」
(ネイル チョングッチョグロ クルム ハンジョム オムヌン マルコ ケックッタン
ナルシ ポイゲッスムニダ
/明日は全国的に雲一つない透き通った爽やかな天気となりそうです)

学生時代、ロシア語を勉強していた私は、モスクワで夏の一ヶ月を過ごしたことがありました。
とても涼しくて、毎日20数度。8月の終わりになると、10度台になりました。日本に帰って
きてから、秋を迎えたのですが、なぜか、とても体調が悪かったのを覚えています。やっぱり
私たちは、四季をしっかり迎えないと、体が変になるのではないか!? と思うのです。
ああ、雪が恋しい。




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