久しぶりに「All About 韓国語
」に新しい記事を書きました。
記事は、「ハングル検定はどんな試験? 合格までの流と勉強法
」です。

試験の正式名称は「ハングル」能力検定試験(以下、ハン検)。韓国語学習者の
皆さんはご存知の方が多いでしょうね。記事の冒頭にも書きましたが、
「韓国語能力試験(TOPIK)」よりも歴史が長い試験です。

私は日本で韓国語の学習をはじめ、1年くらい経った頃に4級を受け、2年経ったころに
3級を受けました。当時は今のような情報社会ではなかったので、「韓国語学習者は
数名のクラスメイトしか知らない」という環境。若かったこともあり、「私は、こんなこと
やっていて、将来何になるんだろう」と不安で孤独な気持ちになりながら韓国語を
勉強していましたが、そんな中のハン検合格通知は、私に希望と光を与えてくれました。

と、ハン検は特別な思い入れのある試験。その後私は韓国語関連の仕事をするようになり、
こうして検定試験について僭越ながら解説……のようなことをさせていただいている。
当時、ひとりで試験会場の大学のベンチに座っていた私に教えてあげたい気分です。

さて、このハン検の記事を書くにあたり、改めて思いましたが、このハン検の正式名称を
韓国語にすると、その発音が難しいこと。韓国語でどう書くか、見てみましょう。

한글능력검정시험

この「한글」はまぁ良いとして、「능력」は鼻音化が起こり、[능녁(ヌンニョッ)]になりますね。
また、「검정」が意外と難しいです。前のパッチムがミウムで口を閉じ、後半は口を開きつつ、
のどの奥のほうでイウンを発音。ここが日本語話者の場合、「コンジョン」と、どのパッチムとも
取れないような発音になりがちなんですよね。

パッチム(音変化)を制する人は、韓国語の発音を制する、と思っています。練習してみてくださいね。

さて、ハン検は6月4日に第48回の試験が行われます。

6월4일에 한글능력검정시험을 보시는 분들 힘내세요~!
(ユウォrサイレ ハングr ヌンニョッ コムジョンシホムr ポシヌン ブンドゥr ヒムネセヨ
/6月4日にハングル能力検定試験を受ける方々、頑張ってください~!)



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