先日、教室で先生が、題名の韓国語のことを教えてくださいました。
불수능(プrスヌン/[火修能])
물수능(ムrスヌン/[水修能])
수능(修能)はお分かりでしょうか。日本のセンター試験にあたる、韓国の
「대학수학능력시험(テハkスハkヌンニョkシホm/大学修学能力試験)」の略です。
火のようなスヌン、水のようなスヌン、と言えば何となくお分かりですか?
そう、前者は難しい(平均点が低い)スヌン、後者は難しくない
(平均点が高い)スヌン、ということだそうです。
もう少しいろいろ見てみたく、韓国のサイトをのぞいたところ、年度ごとに、
火だったか、水だったか、という情報がでてきました。さらに面白かったのが、
(火スヌンの例:2009年度)
1등급컷 언어 92 수리 가 81 수리 나 79 외국어 95
(水スヌンの例:2008年度)
1등급컷 언어 90 수리 가 100 수리 나 93 외국어 96
という表記。それぞれ、
(火スヌン)
一等級カットライン:言語(国語)92 数理 カ 81 数理 ナ 79 外国語95
(水スヌン)
一等級カットライン:言語(国語)90 数理 カ 100 数理 ナ 93 外国語95
※가(カ)、나(ナ)は、カナダラのことで、日本語の「あいうえお/いろはにほへと」のように使います
とあります。カットライン、というのは、各教科の評価となる「等級」が
決まる点数のラインで、各教科、1等級を目指して受験生は頑張ります。
このカットラインが低ければ低いほど「火スヌン」、高ければ高いほど「水スヌン」となります。
2008年「数理 カ」は、100点を取らなければ1等級を得られなかったのですね。
すごい……。スヌンは科目数からしても、日本のセンター試験の比ではありません。
若いころ、こんなに勉強したら頭も良くなるだろうなぁ…なんて。
周囲の韓国人の皆さん、賢いわけです……。それでは、最後に例文を。
올해는 [수리 가] 가 너무 어렵더라고요. 불수능이었던 것 같아요.
(オレヌン スリ カガ ノム オリョp トラゴヨ。プルヌンイオットン ゴッ カタヨ/
今年は[数理 カ]がとても難しかったんですよ。火スヌンだったようです)
韓国のスヌンは先週11/15に行われました。
でも、まだまだ受験生はまだ落ち着かない日々ですね。
日本はこれからでしょうか。受験生の皆さん、ファイティン!!
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