当校で韓国語を学ばれたあと、韓国留学。その後中国留学をされ、さらに縁あって
中国・南京市の大学で日本語の講師をされているOさんという方がいらっしゃいます。
南京市といえば、日中の不幸な歴史が横たわる都市。Oさんはその地で日本語講師
として熱心に教育活動を行っています。

先日、そのOさんが中国大使館で開催された「忘れられない中国滞在エピソード」
授与式に参加されるため、一時帰国され、
『忘れられない中国滞在エピソード 心と心つないだ餃子』
という書籍をプレゼントしてくださいました。書籍には、Oさんの中国での体験も
紹介されています。

【参考】
第1回「忘れられない中国滞在エピソード」表彰式、中国大使館で盛大に
(日本僑報社)
※書籍紹介ページ→こちら


例えば、韓国なら「情」、中国なら「日中友好」、多くのスピーチコンテストや
作文コンテストで必ず上がって来るこれらのテーマ。無数にありすぎて
不感症になりつつある私でしたが、
この書籍『忘れられない中国滞在エピソード 心と心つないだ餃子』
のページをめくっていったところ、どのエピソードを読んでも、
日本と中国、人と人との交流と歴史に心が揺さぶられ、心がじんわりと
熱くなる感覚を覚えました。

やはり、外国で体験したふとした出来事や会話は、その人の何かを
大きく変える作用があることを実感しましたし、日本に来る外国人には
できるだけ優しく接したいな、と思い返しました。
韓国ウォッチャーの皆さんにも是非お勧めしたい書籍です。

일본 사람과 중국 사람 교류에 관한 서적이지만 국제교류에 관심이 있는 모든 분에게 추천하고 싶습니다.
(イボンサラmグァ チュングkサラm キョリュエ クァナン ソジョギジマン 
クッチェキョリュエ クァンシミ インヌン モドゥンプネゲ チュチョナゴ シpスニダ
/日本人と中国人の交流に関する書籍ですが、国際交流に関心のある
すべての方にお勧めしたいです。 )

さらには、Oさんが中国郵電大学日本語学科の学生さんと作られた
『私が薦める南京の観光地』という冊子があるのですが、都市名を聞いて
しり込みしてしまう日本の私たちのために、少しでも親しみを持ってほしいと
作られたそうです。Oさんと学生さんの活動を、心より応援しています!



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