年度末、そしていろんな学校の卒業式や入学式のシーズンとなりました。
どうしてこの時期は毎年忙しくなるのでしょう…って話はさておきまして、
本日は「ママ友」の話題を。
私は子供が生まれてすぐ保育園に預け、ずっと社会の手を
借りながら仕事をしてきたので、いわゆる「ママ友」さんとの
付き合いはかなり少ない生活を送ってきたと思います。
立ち話をする時間もないので、情報交換もせず、子育て中の母親なら
当然知っているようなことも知らずに、子供に迷惑をかけたこともあります。
しかし、小学校にはPTAというものがあり、参加するようになりました。
地域柄、まあまあ都会ではあるけれど、割とアットホームな地域で、
俗に言う「ママ友さんとの付き合い上のストレス」のようなものはありませんでした。
今は仕事をしているお母さんたちも多く、お互い配慮しながら、
気持ちよく、できる範囲で役割を分担している、という感じです。
さて、そんな中、ママ友さんたちと話をしていて気になる表現があるんです。
これ、私の周囲ではママ友さんに限り、出てきます。
会話、LINE上のメッセージなどで登場します。それは、
「明日、幡野さんも行くんです?」
そう、これは、
「明日、幡野さんも行くんですか?」
という意味なんです。「か」抜き(笑)。
むむー。き、気持ちわるい!……のは私だけでしょうか。
(ちなみに「~です?」の語尾は上がります)。
使う人は、あらゆるところで「か抜き」をします。例えば、
「3時に行けばいいんです?」(いいんですか?、のこと)
「ひとりで大丈夫です?」(大丈夫ですか?、のこと)
など。皆さんは「か抜き」を聞いたことがありますか?
「悪いけど、使ってますよ。駄目なんです?」という方、申しわけありません……。
さてそこで、韓国語で似たようなニュアンスは?と考えを
巡らせてみましたが、どうも「これだ」という表現はないですね。
「-입니까?(イmニカ/~ですか?」を同じように까(か)抜きして(笑)、
「×-입니?」(イmニ?)なんてありえない表現だし……。
視点を変えて「ママ友」の韓国語を考えてみましょうか。
子供を通じて知り合ったお母さんたち、ですよね。
NAVER辞書には、
자녀들을 계기로 친구가 된 엄마들을 일컫음.
(チャニョドゥル ケギロ チングガ ドェン オmマドゥルr イrコドゥm
/子供たちをきっかけとして友達になったお母さんたちを称する)
と載っていますが、周囲を見ていると、
「우리 애 친구 엄마」(ウリエ チング オmマ/子供の友達のお母さん)
などを使っているようですね。
さて、「か抜き」問題。おなじ「か抜き」でも、
「明日、行きますか?」
「明日、行きます?」
は大丈夫なので、その感覚で、「~です?」が出てきたのかもしれませんね。
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