小学校高学年の次女のブームは、「友達と遊ぶこと」。決まってSちゃん、Jくんと
男女3人で、 平日、週末問わず、ゲームをしたり、YouTubeを観たり、お菓子を
食べたり、おもちゃをいじったり、公園に出かけたり、とても楽しそうです。

3人で和気あいあいと話しているときはなるべく口を出さずにいますが、小学校の
誰かの話題になりました。

「えっ、それ誰?」
「言えない。」
「えー、誰、誰?」
「言えない、その子がかわいそうだから、言えない。」

口を割らなかったのはJくん。えらい!と、思いました。

後になって次女に、「あのとき、Jくんは言わなかったね、えらかったよ。
口が堅い人はとてもいいと思う。」

「あ~!○ちゃん(自分)は、めっちゃ、やわらかい!」

「あっ、やわらかいじゃなくて、軽い、ね。口が軽い」

と、答えて、「あれ?’口が重い’はなんだっけ?」と。

そう、韓国語の「口が堅い」は、「입이 무겁다(イビ ムゴpタ/口が重い)」なんですよね。

例:J군은 입이 무거워서 멋있어요.
  (ジェイ グヌン イビ ムゴウォソ モシッソヨ/J君は口が堅くてかっこいいです)

まとめると、

日本語は、「口が堅い」、「口が軽い」

韓国語は、「입이 무겁다(口が重い)」、「입이 가볍다(イビ カビョpタ/口が軽い)」

です。「口がやわらかい」は、残念ながらありません(笑)。
でも、小学生らしくてかわいらしい言葉の間違いですね。

普段から口の堅い人はとても好きで尊敬します。
なので、少年J君の毅然とした態度に感動した一幕でした。




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