緊急事態宣言が解除され、ごく限定的に教室でのレッスンも行っていますが、
それでも当校はオンライン授業がまだ主流です。

先日、韓国語講師ネットワーク「ハンガンネット
」で、オンライン交流会を行い、
遠隔授業に奮闘する韓国語学校運営者や講師たちが意見交換をしました。
とても有意義な会でした。

また、韓国語教育関連のことで尋ねたいことがあって、延世語学堂時代の恩師に
連絡したところ、語学堂もオンライン授業で留学生たちに授業を行っているのだとか。
留学は、学びながら現地を歩き回り、その土地の人と触れ合うことが醍醐味だと
思うのですが、遠隔授業を余儀なくされている留学生のことを思うと、少し
気の毒だな、なんて思いました。

さて、延世語学堂も、私たち国内の韓国語学校も利用しているオンライン授業のツール、それは、「zoom」です。

私たちがやり取りするとき、書くときは 「zoom」、 話すときは「ズーム」(発音は上がる)ですね。韓国語のばあい、英語で書く時もありますが、多くは「줌(ジュm
)」と書きます。


文章の中で初めて見たときは、一瞬何か分かりませんでしたが、前後で判断が
つきました。そして問題は話すとき、

저희 학원은 줌으로 수업을 하고 있어요.
(チョイ ハグォヌン ジュムロ スオブr ハゴ イッソヨ
/私どもの学校はzoomで授業をしています)

줌이 사용하기 편해요.
(ジュミ サヨンハギ ピョネヨ/zoomが使いやすいです)

と、助詞に付くとこのように連音化しますし、「ズーム」と伸ばさないので、
やはり最初は分かりにくく、一瞬考えてしまいました。

ちなみに「ジュムロ」「ジュミ」のイントネーションは、最初を低くして、最後を上げないと、通じにくくなります。
逆になると、「춤(チュm/踊り)」に聞こえることもあるので注意した
いですね。





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