数日前のアイケーブリッジ社内でのランチタイムの一こま。

 私がペットボトルのお茶を差し出しながら

 私「선생님, 마시는 거 있어요?」
 (ソンセンニム、マシヌンゴ イッソヨ?/先生、飲み物ありますか?)

 K先生「맛있는 거요? 있죠. 이거 먹어요.」
 (マシンヌン ゴヨ?イッチョ. イゴ モゴヨ/美味しいもの?ありますよ。これ食べます)

 私「(日本語で)あ、ううん、’飲み物’、ええと’飲む物’」

 K先生「아 마실 거」(ア~、マシルコッ/あ~、’飲み物(飲む物)’)

 こういうところなんですよね・・・。意外と難しいところ。

 飲む物→ 「마시(다)+는+거」 で良いじゃん、と思うのですが、
この場面の「飲む物」は、’これから’飲む物として「마시(다)+ㄹ+거」と、未来の連体
形が来るのが正解。

 では、「마시는 거(飲む物、飲み物)」として使うときはないのか、というと、これがある
のです。

 例えば、こんなとき。

 「이 요구르트는 마시는 것이고, 저거는 먹는 것이에요.」
 (イ ヨグルトゥヌン マシヌンゴシゴ、チョゴヌン モンヌン ゴシエヨ/
 このヨーグルトは飲むもので、あれは食べるものです)

 そう、「먹는 거(モンヌンゴ/食べるもの) 」と、「먹을 거(モグルコ/食べるもの」の
使い分けも上記の「飲み物」ように、違ってくるのですね。

 この用言の連体形は初級くらいで習いますね。当校もそうです。
ハングルの習得が韓国語の第一の難関だとしたら、この用言の活用が第二の
難関ともいえましょう。

 けど、まぁ、軽く考えてください。10年前に勉強を始めた人間でもこうなる↑
わけですし、韓国語ネイティブ同士でも韓国語の文法に関しては意見が分かれる
こともありますので。

 言葉って、一筋縄ではいきません、ね。



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