先日、当校の先生と会議をしていて、こんな韓国語の表現を聞きました。

가족찬스가 있으니까 괜찮지 않을까요?

(カジョk チャンスガ イスニカ クェンチャンチ アヌrカヨ
/家族チャンスがあるから、大丈夫じゃないですかね)

ん?家族チャンスって?と聞き返したところ、「その件に関しては、家族を頼れる
ので大丈夫」ということのようでした。

チャンスは日本語の「機会、チャンス、好機」と同じ意味でももちろん使われますが、そんなふうにも使うんですね。考えれば考えるほど、おもしろいです。

そこで、韓国のインターネットを検索してみたところ、

<政治家の選挙に関する記事>

아빠찬스로 유리하게 출발

(アッパチャンスロ ユリハゲ チrュバr/父親の七光りで優位に出発)

<個人のブログ>

언니찬스로 여행 다녀왔다.

(オンニチャンスロ ヨヘン タニョワッタ/お姉さんのおかげで旅行に行ってきた)

というように、家族の誰それの恩恵があって……というようなシチュエーションで使うようです。
前者は「七光り」と訳しましたが、冒頭の先生の例やお姉さんのおかげで、
というような使われかたがされているのを見ると、「それを好機に」という
ニュアンスに集結されるのかもしれません。決して悪い意味ではなさそうです。

自分の身に置き換えると、具体的にどんなシチュエーションで使えるのか……
少しリサーチして、またご紹介したいと思います!





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