子供が通う小学校から、英語の先生とALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャーの略)の方の写真が載る白黒のプリントが配られました。
この英語の先生は中年の男性の方でした。もともと中学校の英語の先生だったの
だけれど、小学校で英語を教えたいと移ってこられたそうです。その理由は、
そのプリントに書かれた「日本人が英語を身に着けるための2つの課題」から分かりました。
2つの課題として、一つは日常で英語を使う機会がない、二つ目は英語と日本語の音声(発音)が大きくことなること、を挙げていました。
なるほど、と思いました。というのは、その前に小学校で配られた英語の教材プリントに目を通したら、これまで見たことのないような内容だったのです。
一部をご紹介します。皆さんも一緒にご覧ください。
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1. 以下の説明を読んで、そのようにして出す音を()の中から一つ選び、〇をつけなさい
(1) Fと同じ口の使い方で、のどをふるわせて出す音(V・D・L)
(2) 上の歯のうらに舌の先をつけて「ウ」という音 (T・L・Th)
(3) 手を温めるとき息をはきかける音(L・H・W)
答えは順に、V、L、Hです。
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いかがでしょうか。
「こんな理屈から発音をおしえたら余計イヤになっちゃうよ!」と思いますか?
賛否両論かと思いますが、私はとても良いな、と思いました。私たち大人は「こんな理屈」と思うかもしれませんが、意外と子供はすんなり受け入れるかもしれない、とも。
そしてこれは、最近英語関連の業務で知り合った講師の先生が言っていたのですが、企業研修などで、このようなアルファベットの文字から発音矯正トレーニングを
徹底的におこなうと、ヒアリング力がアップする。発音に自信がつくので、会話力がアップする効果があるとのことでした。
さて、小学校の英語の先生は、これを小学生のうちからやるべきだと思われたのでしょう。
是非、韓国語学習者の皆さんも、このようなアプローチで、より良い発音を身に着けてほしいな、と思っています。
最後に、以下の韓国語は、ハングル「ㅁ」の発音の仕方を表しています。
입을 다물고 날숨을 코 안으로 내보내며 목청을 울려서 내는 비음이다.
イブr タムrゴ ナrスムr コ アヌロ ネボネミョ モクチョンウr ウrリョソ ネヌン ピウミダ
(口を閉じ、吐き出す息を鼻の中に送り出し、声帯を震わて出す鼻音である)
上記のように子供向けの解説ではなく、辞書に載っていた発音の説明なので
少し難しい感は否めませんが、口の中を意識した発音の理解はとても大切です!
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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