zoomの同時通訳システムを使ったオンライン講演会が今週末に迫ってきました。

講演者、通訳者、すべてが異なる場所で講演を行い、通訳を行うという
話題の遠隔通訳、リモート通訳です。

先日、国連でアメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席がビデオに
よる国連会議で論争を繰り広げたことが話題になっていましたが、
このような国連の遠隔通訳はどのようになっているのか……興味津々です。

さて、この「遠隔」の韓国語は、「원격(ウォンキョッ)」。
NAVER辞書には[원격(ウォンギョッ)]という発音が載っていますが、
韓国の人たちの発音を聞いていると、[원껵(ウォンキョッ)]と濃音化して
発音するのが一般的なようです。

さて、私たちにとってはウォンギョッも、ウォンキョッも、そんなに違わないのでは?
と思われるかもしれませんが、「濃音化されるべきなのに、濃音化されていない発音」は、
韓国の人にとっては、かなり気になるようです。

韓国に留学していたころ、
「ハタノさんのハルコエヨが気になります。コですよ、コ!」
としょっちゅう指摘してくれた友人がいました。

할 거예요(ハr コエヨ/するつもりです)の거(コ)は、꺼(コ)と濃音化すべきなのですが、
その当時は濃音化という知識も実践力もなかったのでしょう。

諦めずに指摘し続けてくれた友人に対しては、いまとなっては感謝しかありませんが、
最初は何が悪いのか理解できず、直すことができませんでした。
しかし、のちに、「濃音でなかった」ことが分かりました。

ㄹ 거(r コ)の形、韓国語にたくさん出てきますよね。
濃音は気合いを入れて!意識して話しましょう。

それでは、土曜日に講演会にいらっしゃる皆さんをお待ちしています!

원격통역에 도전하는 우리의 모습을 지켜봐 주시기 바랍니다.

(ウォンキョッ トンヨゲ トジョナヌン ウリエ モスブr チキョブァ ジュシギ パラムニダ
/リモート通訳に挑戦する私たちの姿を見守ってくださいますよう、お願いします)



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