いま、大掛かりな教材開発プロジェクトの渦中におり、 日本国内はもちろんのこと、
アメリカ、カナダ、中国、 台湾に住む皆さんとお仕事を共にしています。

コロナ禍がなかったら、 関係スタッフをここまで海外に広げることはなかったかも
しれません。 オンラインミーティングが気軽にできるようになり、私の感覚も
変わった、という証拠ですね。

さて、つい最近、 中国の瀋陽市に住む方とテレビ会議で打ち合わせをしました。
「1月はコロナで大変でしたけれど、落ち着きました」 とおっしゃっていて、
1月?中国が大変だったのは、去年では?と思い、 今年の1月のことですか?
と尋ねたところ、こんなことを教えてくれました。

今年、 韓国から帰ってきた瀋陽市の市民がコロナに感染していることが分 かり、
その周辺で感染が確認された。そのため、瀋陽市民全員が、 PCR検査を受けた、と。
え?瀋陽市全員?あの大都会の瀋陽市…。市民って、 どれくらいですか?
「800万人です。」 ええー!!

「行列を作って検査を受けました。 行列したほうが感染するのではないかと思いました
けれど(笑)。」 ですよねー、お子さんもですか? 「はい、1歳の子供もです。
私は大学で教えているので、3回目のPCR検査です。 強制ですよ。行かないと、
電話がかかってきます」

オ・ド・ロ・キ! もちろん、行かない、行けない人もいるでしょうが、 その何もかもに
驚きました。いやぁ…、私たちが普段生きている世界、 そして普段接する情報と
いうのは、本当に狭く、限られているんだなぁと思います。

중국 선양시민 팔백만명 모두가 PCR검사를 받았답니다.
(チュングk ソニャンシ シミン パルベンマンミョン モドゥガ ピシアr コmサルr 
パダッタmニダ/中国の瀋陽市民800万人全員が、 PCR検査を受けたそうです)

「PCR検査」は、「코로나19 진단 검사 (コロナ イrグ チンダン コmサ)」などでも通じるようです。
そして、瀋陽市は、漢字を当て、「심양시(シミャンシ)」 と書いたり、言ったりする
こともありますが、外来語表記法上、正しくは中国語の発音( Shen3yang2)に
近づけ、上記例文のような表記、発音となります。

さて、世界はどんどん変化しています。日本も、私も、 乗り遅れないようにしないと!



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