当校プライベートレッスン受講生、澤田今日子さんによる
翻訳書『とにかく、トッポッキ』が、クオンより出版されました。

原書は韓国でシンガーソングライター、作家、 また書店店主としてマルチに活動する
요조(ヨジョ)さんのエッセイ集『아무튼, 떡볶이』です。

(クオンHPへ)
http://shop.chekccori.tokyo/ products/detail/2097


とても可愛らしいデザイン。赤い模様は実際の떡(トk/餅)で 判を押したのだとか。日本語版の出版にあたっての「はじめに」 より。

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 この本は当初、 単純にトッポッキが好きだという内容の愉快な告白になるのだろう と、
軽い気持ちで書き始めました。ところが面白いことに、 書き終えてみるとわたしの
自叙伝とも言える一冊になっていました。 どのように幼少期を送り、いかに10代を
過ごしたのか。20代を経て、 30代のわたしはどんな人間になったのか。
トッポッキを通じて振り返るうちに、 それが整理されていったことに気が付きました。
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そう、韓国で育った人、特に女性にとって、とにかく! トッポッキは欠かせない
存在なんですよね……。そして、

아무튼(アムトゥン/とにかく、とにもかくにも)

は、とっても便利な韓国語!

注目させる、(まとまりつかない)話をまとめる、 大切さを訴える…そんな魔法の一言です。

そして、「はじめに」の最後には、

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 わたしにとってのトッポッキのような食べ物が、 あなたにもきっとあるはず。
それはどんなものでしょう?
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こんな問いかけもありました。ふむ…みなさんにとって、 トッポッキに替えられる
食べ物はありますか?

韓国の女の子とトッポッキは、あの屋台の前で制服を着たまま( 買い食いは
大丈夫なのだろうか?という疑問はさておき)、 もしくは若いOLさんがお腹が空いて、
でもお店に一人で入るよりは、と、 やはり屋台でひとりでトッポッキをほうばる、
そんな韓国の光景とリンクするんですよね。

というと、ただの「好きな食べ物」ではないんですよ。 そんな青春かつ日々の
さりげない思い出が詰まった、お腹いっぱいにもなれて、 日常欠かせない食べ物……
私たち日本人にはどんな食べ物になるでしょうか。

もしかすると……、おにぎり?

아무튼, 삼각김밥(アムトゥン、サmガッキmパp/とにかく、おにぎり)

おにぎり……、人の数だけ、 そしてその人のなかにも無数に思い出が詰まってそうです。
お母さんのおにぎりは?その具は?とかですね。 語りだすと止まらなく
なりそうなので、またの機会に!



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