2年ぶりのスピーチ大会を行いました。といっても、10年以上続けてきた大きい
会場にたくさんの人を入れての開催ではなく、「ハイブリッド」。出場者のみが
当校で発表をし、ギャラリーの皆さんはオンラインで視聴するという方式に
しました。コロナ禍もそろそろ2年、いろいろ学び、作り上げてきた方式で
試行錯誤をしながら行いました。

さて、そのスピーチ大会で最優秀賞に輝いたのは、K.I さん!
「한국어 공부를 통해 손에 넣는 힘」
(ハングゴ コンブルr トンヘ ソネ ノンヌン ヒm/韓国語を学ぶことで手に入れる力)

という題名で発表されました。その内容を少しご紹介させてください。

以前は「韓国語を勉強している」というと、なぜ?と言われることが多かった。
2011年の紅白歌合戦で東方神起が出場したときに一気にはまるが、
その東方神起のユノさんが、「活動を通じて韓国文化、韓国語を全世界に
知らしめたい」と話していて、文化はともかく、さすがに韓国語は難しいのでは
思った。

しかし、BTSの登場。彼らの歌に、アメリカのファンは韓国語で合いの手を
叫んでいる。ヒップホップアーティストのカーディBは、夫がBTSのメンバーに
英語ができるかと尋ねたのをたしなめて、「構わない、あなたたちのおかげで
みんな韓国語で歌っている。

너희들과 소통하고 싶은 사람이
한국어를 공부해야 한다고 했습니다.
(ノイドゥルグァ ソトンハゴ シプン サラミ ハングゴルr コンブヘヤ ハンダゴ ヘッスニダ
/あなたたちとコミュニケーションしたい人が韓国語を勉強するべきだ」と言いました。)

カッコイイですね。 Kさんは、ユノさんも、同じようなことを語る他の歌手も
みんな本気だった。自身も韓国人のもつ集中力、爆発力、夢を見る勇気を、
韓国語を勉強しながら手に入れつつある、と締めくくられました。

素敵ですね。スピーチ大会では、Kさん以外の
全員の方がこのようなパーソナルストーリーを語ってくださいました。
やはり人に直に会って、その人なりが分かることを語り合うことの尊さ…
それを改めて実感したスピーチ大会でした。

Kさん、おめでとうございます。素晴らしいスピーチをありがとうございました!


※韓国語を配信・提供したい個人様または法人様は「お問い合わせ」ください。