2週連続して当メールマガジンをお休みしてしまいました。創刊以来、初めての
ことかもしれません。このメールマガジンは当社内で決められたパソコンでしか
作成できず、そのパソコンに不具合が起こり、お休みしてしまいました。
もう大丈夫ですが、 ご心配をおかけしてしまったかもしれません。
申し訳ありませんでした。

さて、表題の’風が吹いた’経験……って、何だろう?と思われますよね。

昨年秋のニュースですが、国際的な音楽コンクールとして大変名高い
ショパン国際ピアノコンクールで、日本人の反田恭平さんが2位になりました。

その反田さんが雑誌のインタビューで、ピアノを極めようと思ったきっかけとして、
小学校のときの音楽ワークショップ、指揮者体験での出来事を挙げていました。

そのワークショップで、オーケストラを前にチャイコフスキー「白鳥の湖」の
指揮を振り、「その瞬間に自分の中で風が吹いたのを覚えています」と。

「指揮者になりたい」と思い、ワークショップの指揮者の先生にどうしたら
指揮者になれるか聞いたら、「まずはいましている楽器を極めてみたら」と
アドバイスされ、ピアノを極めることにした、とのことでした。

これを読んだとき、この「風が吹いた」というのが、とても良い表現だな、と
思ったんです。そして、ああ、その感覚、分かる気がする!とも。
(ちなみに、反田さんが受けている同様のインタビュー記事が
ネット上にありますが、「世界が一変した」と書いてあったりもします)

그 순간 내 안에서 바람이 불었던 것이 기억나네요.
(クスンガン ネアネソ パラミプロットンゴシ キオンナネヨ/その瞬間に自分の中で風が吹いたのを覚えています)

皆さんにいま夢中になっているものがあるとして、やはり大なり小なりの
「風が吹いた」ような感覚、ありませんでしたか?

私も趣味で合奏ができるところで音楽を続けていますが、合奏にこだわる
原体験として 「風が吹いた」ことがあったのです。小学校低学年のときの
音楽発表会で、クラスで「虫の声」を体育館の舞台の上で披露しました。
何の楽器を担当していたか(カスタネットとかだったかもしれません)
覚えていませんが、そのとき、明らかに風が吹いたんです。

たまたま音楽の例が続きましたが、スポーツ、文学、ドラマなど、皆さんの
「風が吹いた」経験について聞いてみたいですね。


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