メルマガをお休みしていたため、お便りをくださった方がいらっしゃいました。
お気遣い、本当にありがとうございます!個別にご連絡できませんでしたが、
ありがたく拝読しております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、邦画「ドライブ・マイ・カー」が、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を
受賞したことが少し前、話題になっていました。
私のSNSは韓国つながりの方が多いですが、その方々がこの映画を話題に
していて、
「こんなに韓国語が聞ける映画だと思わなかった」
「3時間という長さを感じさせなかった」
という書き込みを目にしていました。
原作となった村上春樹氏の短編「ドライブ・マイ・カー」は以前読んだことがあった
のですが、これらの書き込みを見て、「んん?あの短編が3時間の映画に?そして
韓国語?そんなシーンあったか……?」と、はてなマークがたくさんだったのですが、
観てみて、なるほど、脚色が加えられ、とても充実した映画になっていました。
映画の感想を書きたいのですが、書き始めたら観ていない人にとっては
ネタバレ的になるかも、そして先入観を持ってしまうかもしれないと思ったので
やめておこうと思います。
そこで、「韓国語が結構聞ける」というセリフの中で、私が、
「ああ、これ韓国語では’超’日常会話だけれど、外国人にとっては
聞き取りにくいなぁ」と思ったものがあったので、紹介させていただきます。
スーパーのレジで決済をするシーン。字幕には「ポイント貯めますか?」
というような店員さんのセリフが書かれています。この韓国語はどう言いますか?
포인트(ポイントゥ/ポイント)…ではないんですよね。
「적립하시겠어요?(チョンニッパシゲッソヨ?/[積み立て]なさいますか?)」
(日本語、韓国語ともにうろ覚えのため、多少映画と違う可能性があります)
そう、「ポイント」を使わず、カード等に貯めておくことを、
「적립(チョンニp/積み立て)」と言うのです。
この映画で韓国語を使う方の立ち位置が、あることをとても良い方向へと導く
役柄になっていて、その意味でも嬉しく思いました。
まだご覧になっていない方、ぜひご覧になってみてください!
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- <コンテンツ提供:アイケーブリッジ外語学院>
「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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