韓国関連専門の週刊紙「東洋経済日報」に興味深い記事が載っていました。「雪国」でおなじみの作家、川端康成氏が没後50年とのことで、韓国と川端文学について取り上げ
られていました。
http://www.toyo-keizai.co.jp/news/culture/2022/50_37.php

韓国では、氏のノーベル文学賞受賞後、その川端文学への関心がとても高まり、「雪国」の翻訳書が9種類も出版されたのだとか。氏が韓国を訪れた時もかなり注目を浴びたそ
うです。

紙面には、氏が韓国(朝鮮)を舞台にした作品のことが紹介されていて、知らなかったものも多く、興味深く読みました。

さて、川端康成氏は「人間国宝」です。(「人間国宝」は調べたところ、正式には文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者として認定された人物を指す通称だそうです


「人間国宝」は、韓国語で、

인간문화재(インガンムナジェ/人間文化財)

と言います。微妙に違うのですね!

인간국보(インガンクッポ/人間国宝)

でも通じなくはないようですが、前者の方が一般的で、日常でよく使われます。

걔는 인간문화재 같은 사람이야.
(ケヌン インガンムナジェ ガトゥン サラミヤ/あいつは人間国宝のようなやつだよ)

人間国宝のような芸達者……憧れます。

川端康成氏の韓国(朝鮮)を舞台にした作品、是非読んでみたいです。


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