昼に駅から会社へ向かうとき、ちょうどお昼ご飯を食べようと思っていて、カフェに立ち寄るか、コンビニか……悩んだ末、近くの総菜屋さんでおにぎりやおかずを買うことに
しました。

ここは手作りのおにぎりがメインのお店で、おそらくご夫婦でお店を切り盛りしています。この日、お店に入ると背の低い店員さんがいて、おにぎりが並ぶガラスケースを拭い
ています。

私がガラスケースに近づくとサッとどきました。見ると子供だったのです。ちょうど夏休みに入る我が家の子供と接していたので合点がいき、「お手伝い?」と聞きました。店
長さんと、どことなく似ているようです。

買い物をしてお店を出ようとすると、その子が門を開けてくれました。

「あら、ありがとう」(어머, 고마워요./オモ コマウォヨ)
「えらいね」(대단하네./テダナネ)
「頑張ってね」(파이팅!(화이팅!)/パイティン(ファイティン))

と言って、お店を出ました。

夏休み早々、親のお店を手伝う小学生。なんだかとても気持ちの良いものをもらってきたような気がして、コンビニに行かなくて良かったなぁ、と思いました。

もしかしたらアルバイトなのかもしれませんが、それでも親の働く姿を見て、労働の厳しさや楽しさも知り……、良い夏休みですね。

「なるべくスマホはやめなさい!」ばかり言っている我が身、我が家を振り返り、今度、店長さんに子育ての極意を聞きたいなぁ、なんて思っています。

감사합니다. 안녕히 계십시오.


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