NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」を観ています。植物学者として名を馳せた牧野富太郎氏の実話に基づくドラマで、先週は牧野氏が明治29年に国からの名を受けて、台湾に調査で赴いた際の逸話がストーリー化されていました。

このとき、牧野氏は、いま台湾スイーツとして親しまれている「愛玉子(オーギョーチ)」を発見し、日本に紹介したそうです。

ドラマで、牧野氏とその通訳さんが山奥に調査に出かけます。通訳さんはどうやら台湾語を操っています(時期的にも中国語-普通語ではない)が、山奥に入ると、牧野氏と通訳さんは、台湾語ではない言語を操る種族の人々に接します。

台湾専門の文筆家、片倉佳史氏が番組の監修に関わられたそうで詳しくお伺いしたのですが、この山奥は阿里山一帯で、その種族とは周辺に暮らす原住民族・ツォウ族の人々だそうです。

台湾に出かける前、「現地の言葉を学んでから行きたい」という牧野氏を、周囲が「日本語で充分」と制すのですが、牧野氏はツォウ族の子供に、「あなたの言葉で何と言うのですか?」と、現地の言葉で何と言うのかを聞いたりしていました。

韓国語にすると、

너희 말로 뭐라고 하나요?(ノイ マrロ モラゴ ハナヨ/きみたちの言葉で何というのですか?)

ですね。

さて、牧野氏は帰国してからも、台湾の植物を日本語で名づけようとする周りに反発し、現地の言葉を活かそうと努力します。

ドラマとしていくらかストーリー化されているかもしれませんが、台湾の原住民文化、オーギョーチの発見、植物の生誕地を慈しむ牧野氏の思いなど印象深いシーンが満載でした。片倉氏によると台湾がテーマだったこの週は、週別視聴率が17.50%で、これまでの第一位だったそうです。

台湾スイーツ「愛玉子(オーギョーチ)」、日本でも食べられるところがあるようです。是非、出かけてみてください。もちろん、台湾でも食べたいですね!

それでは、また来週お目にかかります^^。

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