当校制作のユーキャン「はじめての韓国語講座」について何回か触れていますが、受講生からの質問で多いのが、「なかなか覚えられません。完璧でないまま進んで良いのでしょうか」です。

一度見たり聞いたりしたものを忘れることなく覚えられたら良いのに、と思いますよね。その昔、辞書を引いたらその単語に印を付けるようにしていたのですが、何回も同じ単語を引いている自分にがっかりしたものです。

ではどうしたら良いのか、いろんなアプローチがあり、ここでは一言で言えないのですが、このマガジンをお読みの皆さんは語学学習には地道な日々の積み重ねが必要であることはご存じですね。

しかし、人間はなるべく近道を探したいものですよね。先日、韓国のサイトの英語教材(学習ノート)の広告で、以下のような文言を見ました。

일주일 한 권으로 말문이 트였어요!
(イrチュイr ハングォヌロ マrムニ トゥヨッソヨ/1週間1冊で話せるようになりました!)

・말문(マrムン)-(話すための)口
・트이다(トゥイダ)-開く

말문이 트이다は小さい子供が話せるようになる、というようなときによく使われますが、このような場合も比喩的に用いられます。

地道な努力を続けていれば、あるとき「あれ、前に聞けなかった人の韓国語が聞けるようになってきた」というような瞬間は訪れると思うのですが、一週間で劇的に…というようなことは、どうでしょう?……それは試してみないと分かりませんね。安いし、なんならポチっとしてみようか……?!

なーんて、ぐらっときてしまうような文句と手が伸びやすい価格…。上手な広告ですねぇ。

それでは、また来週お目にかかります^^。

감사합니다. 안녕히 계십시오.


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