当校にはビジネス韓国語を学べるクラスとして「シゴトの韓国語’基礎班’」、そして「シゴトの韓国語’応用班’」があります。先日、応用班の修了テストがありました。

担任の先生は韓国語ネイティブの先生ですが、修了テストは幡野が担当します。当校が誕生したきっかけとなったカリキュラムですから、いろんな意味を込めて、筆記と聴き取り、会話のテストに立ち会い、採点も行います。

皆さん、大健闘されましたが、ちょっと気になる表現が目についたので、ぜひこちらにシェアしたいと思います。

×나중에 연락해 드리겠습니까?
(ナジュンエ ヨンラケ ドゥリゲッスmニカ)

×제가 전해 드리겠습니까?
(チェガ チョネ ドゥリゲッスmニカ)

これらはどちらも残念ながら不自然なのですが、この表現を使う方が複数いらっしゃいました。私は日本語話者なので、その理由、気持ちがわかります。おそらく皆さん、それぞれ、

・あとで連絡いたしましょうか?

・私がお伝えいたしましょうか?

を韓国語に替えているおつもりなのだと思います。

드리다 → いたす
-겠- → 意思を表す

なので、無理もないなと思います。

ただ、-겠-の主語が自分の場合は、「意思」を表すがために、疑問文になるのは少しおかしいのですね。自分に尋ねている、ということになるので。

したがって、

나중에 연락해 드리겠습니다.
(ナジュンエ ヨンラケ ドゥリゲッスmニダ/あとでご連絡いたします)

제가 전해 드리겠습니다.
(チェガ チョネ ドゥリゲッスmニダ/私がお伝えいたします)

が正解です。

「~しましょうか?」と疑問文にしたいなら、

나중에 연락해 드릴까요?
(ナジュンエ ヨンラケ ドゥリrカヨ/あとでご連絡いたしましょうか?)

제가 전해 드릴까요?
(チェガ チョネ ドゥリrカヨ/私がお伝えいたしましょうか?)

となります。

細かいと感じるかもしれませんが、とても大切な部分なので、ぜひ皆さんも覚えておいてください!

それでは、また来週お目にかかります^^。

감사합니다. 안녕히 계십시오.

※韓国語を配信・提供したい個人様または法人様は「お問い合わせ」ください。