当校には通訳翻訳大学院の受験をしたい、目指したい、という方からたくさんお問い合せをいただくので、そういった方々の参考になるべく、早速お二人にこれまでの道のりや勉強法についてインタビューをしました。インタビュー記事はいま編集中で、近日中にアップできると思います。楽しみにしていてください。
さて、その中で、とても嬉しいエピソードを伺いました。
試験は韓国語から日本語、日本語から韓国語へのメモリー(聞いた文章を記憶して話す)とサイトトランスレーション(文章を見ながら訳す。以下ST)が行われるのですが、その日韓STで、当校の授業で学んだ表現が出てきて使うことができたとのことでした。
授業で学んだときは、とある芸能人のインタビューで「その場の雰囲気を感じ取る」という表現だったとのこと。この「感じ取る」、皆さんだったらどう韓国語に訳しますか?
感じる…で、느끼다(ヌッキダ)?
受け取る、受け入れる…で、받아들이다(パダドゥリダ)?
等、発想しがちかもしれません。しかし、先生が、そういうときは、
캐치하다(ケチハダ/キャッチする)
を使うと良いですよ、と授業で教えてくださったとのこと。
入試の日韓STの文章はとても難しかったようですが、その文章の中に「相手の心を察する、感じ取る」という言い回しが出てきて、そこで캐치하다をズバリ使うことができたそうです。
(例)상대방의 감정을 캐치하다(サンデバンエ カmジョンウr ケチハダ/相手の感情(心)を感じ取る)
何行もある文章の中の一つの単語ではありますが、その文章の中には訳し方に差や違いが出る言葉があり、試験監督はそこを見るわけですね。そのようなキーとなる語彙で試験監督に良い印象を与えるというのはかなりのポイントアップになるはずです。
この言葉にはこれがぴったり!というものを探していく旅はワクワクしますね。ぜひ、お二人には大学院で充実した日々を送ってほしいと思っています。
それでは、また来週。안녕히 계세요!
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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